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骨の首から草生える

 さぁ久しぶりの投稿をご覧あれ...



〈【気配察知】【触覚強化】を会得しました。〉

〈【鎌術】がレベルアップしました。〉

〈一定量の戦闘経験を詰んだため【戦記(バトル・メモリア)】が開放されました。〉


ワサワサワサーー


「来ましたね。」

ーーそうらしいな。


 あれから少し模擬戦をして数分が経たった。そのおかげで新しいスキルが手に入って鎌術のレベルも上がった。それになんか開放されたみたいだが...取り敢えずそれはあとだ。今はこっちに集中だ。


 目の前から現れた草は10匹。そしてプレルの情報通りグラスウォークしかいないようだ。これならいけるだろう。


ーーじゃあ、行ってくるぜ!あと手出しは無用だからな!

「ええ、分かっていますよ。頑張ってきてください。」

ーーおう!


 そのプレルの応援に後押しされて俺は駆け出し、それと同時にグラスウォークも歩きだした。

その行進は統率が取れておりまるで軍隊のようだ。まぁ、その歩みはかなり遅いが。さて、先程はやられたが...今回は負けんぞ?


 そんな意気込みの中俺は懐に入り鎌状にしたその手で相手を横に切り裂いた。それは普通に効くようですんなりと刃が通った。


ーーまずは一体...次はどいつだ?


 そう周りを威圧してみたのだが感情がないのか、もしくは馬鹿なのか仲間がやられたというのに動揺のひとつもなかった。


 まぁできたら儲けもんな話だしな、しょうがない、じゃ、行きますか!


 そこからは戦いと言えるものではなかった。何せ相手の懐に入って切り裂くという単純な作業だけなのだからあまり経験にはならない。それにこの草たち抵抗もほとんどないし...ただのカカシ同然だ。


ザシュッー

〈【首刈りの才】により[草頭(そうとう)]を獲得しました。〉


ーーいっちょ上がりっと。てか草頭(そうとう)...ね。【頭変換】に使えるかな?


 そんなことがありつつも無事に10匹ほど刈り取る事ができた。戦闘の経験を積むとは言えなかったが、何かアイテムを手に入れたようだし...まぁ五分五分だ。てかこれなんだ?十中八九頭だと思うが...【鑑定】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

草頭(そうとう)

 見た目はただの雑草。だがれっきとした草の頭。これを被れば君も草になれるぞ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・・・草になれても別に嬉しくないんだが...。まぁこれも頭だし...使ってみるか。【頭変換】


〈【頭変換】の使用を確認。登録する頭を指定してください。〉


 【頭変換】を使用した瞬間アナウンスの人の声とともにイベントリ画面が映し出された。だが先程ドロップした[草頭(そうとう)]以外はグレーとなり選択することはできなかった。


登録できるのはこいつだけか...まぁいいや、選択っと。ほかのアイテムを頭にできたら面白そうなんだけどな-。まぁ、そううまくはいかないってことか。


〈本当に【草頭(そうとう)】を登録いたしますか?登録した場合二度と外すことはできません。残り登録数 2〉


 え、外すことができないってまじか...後で外せるて思ってたが、これがバランス調整か。ニクタラシイ!...はぁ、まあいい、これで取り外し可能だったら実質全て登録できることになっちまうからしょうがないだろう。一応このユッカはMMOだからそこらへんは考えられているのだろう。ニックタラシイ!


〈しますか? YES or NO〉


 アナウンスが怒った、ってのは冗談として、怒ってないよな?まぁいい、取りあえず催促されてるようだ。一応悩むに悩むがまぁ最初だしいいだろ、これもロマンだ...YESで。


〈了承を確認。【草頭(そうとう)】が登録されました。残り登録数 1〉


 さぁこれで後戻りはできんぞ、一応後1つは空きがあるがそこは強そうなのを登録したい。ドラゴンとか、狼とかな。まぁ、今は草で頑張るしかないな。


ーープレルすこし試したいことがあるからいいか?

「えっと、ええ大丈夫ですよ。ですができれば早めにお願いしますね。時間もあまりないので。」

ーーああ、分かった。まぁ、すぐに終わらせる。


 そういえば装備するには...また使えばいいのか?【頭変換】


〈装備ですか?登録ですか?それとも...〉

ザザザーー


 いやその言葉って...ん?なんかノイズが。


〈装備 or 登録〉


・・・まぁ俺は何も見てない、見てないったらない。ほい装備っと。


 なにか闇を見た気がするが、それを気にしないってのも大人の余裕なのだ。え、お前は大人じゃないだろって?ははは、気持ちだけでもな?うん。とまぁ装備、と思考の中で選択した。


〈・・装備枠に一つ確認。自動的にこの頭が装備されます。また次回から装備を選択した場合【草頭(そうとう)】が装備されるように致しますか?〉


 ふむ、まぁ今はこれしかないからいいだろ。はいっと。


〈了承を確認。これ以降は【頭変換】の後に装備と唱えるだけで指定された頭が装備されるようになります。また外したいときは着脱と唱えてください。〉


 丁寧な説明ありがとう。まぁ聞こえないだろうが、気分だ気分。さて、装備されたようだが、どうなったかな。自分で見れるかな?魔力をこう動かせば。よし、見えた...って。


 魔力を動かし視線を変えた俺は、上から見下ろすように自分のことを見た。だがその状態は予想以上で絶句してしまった。それとプレルもなんかこっちを向いて身体を固まらせていた。


「ネ、ネクトさん?その格好は一体...どうしたのですか?」

 

 その声も少し震えているようで動揺の強さが聞き取れた。まぁ隣にいた奴の首からいきなり草がボワ!って生えてきたら驚くわな。俺だったら声が出てたと思う。そう思うとプレルは偉いと思えてきた。まぁこれに偉いかどうかなんて関係ないが。


ーーこれが試したいことでな?俺のスキル【頭変換】で変えてみたんだ。すまん驚かせたか?

「いえ、それならいいのです。私はてっきり先程ネクトさんが草に押しつぶされた時に何かに寄生されていたのかと思いました。」


 寄生...ね。まぁあながちありそうだよな。相手は一応魔物だし。・・・まぁそれならいらん心配させたな。


ーー余計な心配させたな。次からはちゃんと言うようにするよ。

「ええ、できればそうしてください。・・・仲良くなった人を失いたくありませんし。」

ーーなんか言ったか?

「いえ、なんでもありません。では草刈りを再開しましょうか。ところでその状態になると何ができるのですか?」

ーーいや、わからん。取り敢えずステータス見るわ。何度も言うようですまんが少し待っててくれ。


 そんなふうにまた時間を貰って確認に移った。


 流石に時間取りすぎてるから早く終わらせよう。【鑑定】スキル


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


戦闘スキル

【サークルサイズ】【ホリゾンタルサイズ】

【二連撃】【三連撃】【グラスカッター】

保有スキル

【魔力感知Ⅱ】【魔力操作Ⅱ】【魔液急流Ⅱ】

【魔力念話】【統率】【草特攻Ⅱ】

【移動速度上昇Lv.2】【鎌術Lv.7】【鑑定Lv.8】

【奇襲Lv.1】【粘液支配Lv.1】【溶骨操作Lv.4】

【頭変換Lv.1】【テイムLv.1】【解読Lv.1】

【気配察知Lv.1】【触覚強化Lv.1】

耐性スキル

【消化無効】【粘液無効】【風圧耐性Lv.1】

固有スキル

【首刈りの才Lv.1】【骨吸収】【首切衝動】

【溶解液Lv.1】【核溶硬化Lv.1】

《弱体化スキル》

【打撃脆弱】【光脆弱】

信仰スキル

【魔女神の祝福】

(ヘッデゥ)スキル

W()生やしLv.1】

称号

【タラシボーン】

世界旅者(ワールド・トラベラー)

【スキルメイカー】

【進撃の攻略者】

【義遊魔王軍所属遊撃担当】

【美味ボーン】

【大海の猛進者】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ざっと見て多分この(ヘッデゥ)スキルってやつだろ。なんで少しカッコつけた名前なのか知らんがともかく次の戦いでやってみようか。


ーーうし、確認は完了したぞ。じゃぁ草刈りするか。

「ええ、それはいいのですが。時間がないので私は先に端の方から終わらせますね。それと一度に切るのは50本までにしてくださいね?慢心してそれよりも多く切らないように、いいですね?では!」


 そう言うとプレルは宙に上がり一瞬で姿を消してしまった。いつも通り速いなーって思うと同時に先程の言葉が少し胸に残った。


ーー弱いって嫌だなぁ...


 そんな心の声が魔力と共に流れて行った。


 弱いって罪なのでしょうかね。作者もよく悩まされますが、直ぐにそれを克服できません。皆さんはどうでしょう?



 この度は長く投稿が遅れてしまいすいませんでした!明日以降は元に戻しますので御容赦を!


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