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骨は...変化する!

予定してたよりも一日遅れの投稿、誠に申し訳ありませぬ!m(_ _)m


ということで今回は変身回です。

回と言っても続くかはわかりませんけど!


 さて、どうしようか...。どうせならとことんいじってみたいしな。ふむ...


 下手にいじっても大した結果にならないだろうし、ここは真剣にいきたい。まずは俺が今必要としていることを考えることにした。


 取り敢えず今現状問題なのは、この体の大きさによるリーチの短さか...。だが首切りチョッパーをやるとすれば大きすぎるのはただ狙われる的となる。だから体の大きさを変えるつもりは無い。だが...どうするか。腕をただ増やすだけじゃ手数は増えてもリーチは伸びないからな...でもまぁ保留だな。


 後のためにも手数は増やしておきたい。だからこの案は保留することにした。


 リーチ...鎖状に骨を組むか?いや、それだと手間がかかる。恐らく魔力に乗っければ射出はできると思うが、その後引き戻すのに時間がかかりすぎる。戦場の中でそんなことやったら一瞬で狩られてしまう。鎖じゃダメなら...ゴムか?


 そして俺は思い出した。俺の骨の体は【溶骨操作】を使うことでゴムのようになれることを。具体的にいえばゴムのように伸びはするが引き戻りはしない、そんな感じだ。


 てか【溶骨操作】って魔力使うのか?これまであまり気にせず使ってきたが...。【鑑定】対象【魔液】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔液:129/200

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 今がこの値か...取り敢えず試しに【溶骨操作】


 そして俺は魔力を使うかどうか確かめるために体の一部を少し柔らかくし直ぐに固くした。


 さてどうなったかなっと。【鑑定】対象【魔液】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔液:126/200

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ふむ、全然使ってないな。それじゃ長時間続けてみればどうだ?


 そして俺はそれから少し実験をすることにした。柔らかい時間を増やしたり、逆も然り。それに単純に長時間維持したりと。その結果...


 どうやら別に変わりはないようだな。変化する度に魔力を2使用するらしい。硬くも柔らかくもどっちもだ。


 まぁ取り敢えず自分の体を改造するために元に戻りましょうかね。さっきからプレルが俺をコロコロしだしたし...うあぁ、気分的に目がまわるぅ。


 先程からプレルが暇になったのかプレル用椅子に座りながら俺をコロコロと皿の上で転がし始めた。コロコロしたり、時にその場でクルクルしたりと忙しい。


ーープレル...

「あ、つい暇になったもので。」


 暇になったものでじゃないよ!ったく。まぁ元に戻るか。【溶骨操作】解除!


ボワンーー


 そう念じると以前みたいに煙が立ち上り、体が元に戻った。その大きさに変わりはないようで皿から体がはみ出している。


「・・・食べていいですか?」

ーーだめに決まってんだろ!約束は1週間に1回。そうだろ?守れなきゃ約束はなかったことにするぞ!

「それは仕方ありませんね。ではまた一週間後、楽しみにしましょうか。うふふ...」


 その声はとても嬉しそうで、また大人の色気のような物も感じられた。まるで舌なめずりをしているような...そんな感じがした。

 さあ、ここからは体の改変のお時間だ。準備はいいな?キチ。


『おうともよ、相棒!いやー、改変にこれを使うとは相棒も本気だな!』

『そりゃな。俺はやる気が出た時はとことんやるんだよ。たとえそれが些細なことでもな?』

『あぁ、分かってるさ。じゃあ行くぜ?【並列思考】!』


ヴンーー


 そうキチが唱えた瞬間周りの景色が色あせ、まるで時が止まったかのような感覚に陥った。だが時は止まっていない、ただ思考速度が現実の8倍となっただけだ。


『『体の改変を開始する。頭は...不可能。腕...可。胴体...する必要なし。足...可。両方の前腕の骨を新たな骨で筒状に補強。次に両方の下腿(かたい)を同じく筒状に骨で補強。そして筒の中の骨を粘液状に溶かし、足りなくなった骨を新たな骨を溶かして補充。手の関節の部分は粘液にて補強。』』


 その改変はネクトの両腕両足に大きな変化をもたらした。まず両方の前腕が筒状に骨で包まれており、手と前腕の接合部分は粘液のようになっており自在に動かすことができる。足も同様に下腿(かたい)の骨が筒状に骨で覆われ、その接合部分は粘液によってしっかり結合されており、外れる様子はない。


『『並列思考解除』』


 ふぅ、やはりこれは疲れるな。まぁそのおかげで何も失敗なくできたわけだが...まぁ本当は失敗があった方がいいんだけどな。その方が改良の余地がみえる。


 そう顔があればふふふと何かを企む笑顔で笑っているだろう雰囲気を出していた。


『取り敢えずこれでしまいか。俺様も楽しかったぜ!また呼べよ、相棒!』

『おう、また頼むぞ、キチ!』

『ところで相棒、今更だが別に並列思考使わなくても失敗しなかったと思うんだが...』

『HAHAHA、気分だ!』

『そうか...まぁそれでこそ相棒だな!じゃまたな!』


 俺は浪漫(ロマン)を追い求めるもの、かっこよさそうならなんでもやるぜ!まぁ命に関わることはやらんが。なにせここはゲームだからな、大抵の事はできる。


 そう新しくなった腕でガッツポーズを取っていると...


「それで、満足されましたか?ネクトさん。先程とは違う姿になったようですが。」


 あっ、すっかりプレルのことを忘れていた。心做しか気持ちが落ち込んでいるようだ。まぁ自分の目の前で1人で楽しまれちゃつまらないか。そりゃ。


ーーあぁ、すまん待たせちゃったな。プレルの言葉のおかげで新しい体を手に入れられたぜ。ありがとな!

「いえ、そんなことないですよ。その変わりようはネクトさんによるもの。私はただ方向を示しただけですから。」


 ちゃっかり自分も凄いんだぞと遠回しにアピールするプレル。


 可愛すぎだろ!まぁ取り敢えず今回はほんとにそれだしな。


「あぁ、ありがとうプレル。プレルのおかげだよ。」


 そう俺はプレルを撫でながらお礼の言葉をつたえた。その雰囲気は先程までとは違く、寂しさは薄れたようだ。少し体液が煌めきを放っている。


「いえ...ならできればもう少し撫でて貰えますか?」

ーーあぁ、いいぞ。

「ふぁ...ありがとうございます。」


 それから俺はしばらくの間プレルを撫で続けた。それは体感にして30分ぐらいたった。


「・・・ほんとにありがとうございました。ネクトさん。それではまた草刈りに行きましょうか、今日中には終わらせないといけませんからね。」

ーーほんとにごめんな。俺のために遅くなって。

「いえ、お気になさらず。今の目的の最優先事項はネクトさんの育成ですからね。構いませんよ。」


 ほんとにありがたいな、プレルやそれを提案してくれたフェイルも。はやく強くなって期待に応えようとするか!


 そう俺が意気込む中俺は思い出した。


ーーあ、そういえばまたプレルの胃の中に入らなくちゃいけないんだっけか。


 いま溶かされたらまたこの体を作れるとは限らない。それに【骨吸収】の体改変機能はもう使えないので補給もできない。


「そうです...ね。ほんとはそれが楽なのですが、仕方ありませんね。ついてきてください。」


 そう言ってプレルはふよふよと移動しだし、俺はそれについて行った。向かう先はこの家の裏側の方のようで覗いたところ草木が生い茂っていた。そして俺達は人工に作られたかのような道を通り、家の裏側まで来ると、壁は蔦によって覆い隠されていた。まるで何かを隠しているかのように。


「あ、そこら辺の草木や蔦は触らないでくださいね?毒花であったり、食中野菜ですから。」


 えっ、それはもっとはや...


バクン!!


「ネクトさん!?」


 プレルがそういう前に俺は手を伸ばして触ってしまっていた。だってそんないかにもな場所だったら触りたくなるじゃないか。それよりも...ふん!


 俺はその野菜なのか何かわからない奴から逃げ出すために手を刃に変化させて中から切りさこうと思った。


つるんーーつるんー


 だがどれだけ力強く振っても中の方で滑ってしまい、まともに切ることはできなかった。切れたとしてもかすり傷で、切り裂くには程遠かった。


 くっ、切れねぇ!でも諦めん、食われるわけにはぁぁ!!ならば!【魔凱】そしてこれは草だ、草なんだ!【グラスカッター】!!

 

ジャキンーー!


 その思い込みは上手くいったのか、無事に中から切り裂くことができ俺はずるりと這い出てきた。そして後ろを見れば口のついた大根があった。・・・【鑑定】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【食べる大根】

 食べられるだけの存在から食べる側に進化した大根。だがその旨みは元の大根よりも凝縮されており、一度食べた者は虜になると言われている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 食べる大根...か。取り敢えず疲れたわ。


 そして俺はその疲れから地面に寝転び空を見上げた。その空は地上の青とは違く、もっと青みの増した、蒼と言えるような色だった。


空っていいですよね、時に悲しいことを忘れられる(遠い目)


最近は風邪引いたり勉強だったり忙しいので二日に一回更新を続けられるかはわかりません。

気長にお待ちください。


いつも読んでくださっている方には壮大な謝罪の念を送らせていただきます。(。>人<)

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