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ヒーローは意図的に遅れて参上す


 ただいま草の中に潜伏中...身動きが取れない状況だ。大佐応答してくれ、大佐!ってんなことしてる場合じゃねーよ!いま完全なとろっとろ状態で戻れないってのに...。てか今になって障壁あるから1度くらい大丈夫だったじゃん、って気づくやつな。俺の馬鹿やろぉ!


 そう愚痴を思っても何かが変わるはずもなく、視界は緑に包まれたまま時間だけが過ぎていった...。


 てかこの草達さっきからペちペち俺に叩いてきてウザイんだが...。別に俺になんも害はないみたいだが、何せさっきから草の部分で叩く、のしかかる、暴れ回るとはた迷惑なことしかしないからウザい。それに自分は何もできないし...てか今の状態の俺ってどうなってんだ?明らかにステータス変わってると思うんだが...ステータスオープン


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

骨溶骸骨(メルト・スケルトン)(限界溶化)】(個体名:ネクト)

Lv.1      職業:草刈り人(グラス・チョッパー)Lv.5

        所属:義遊魔王軍 功績35/100

障壁:000/250(崩壊中)

魔液:36/200

力:0

守:196

精:240

敏:0

技:0

運:25


戦闘スキル(不)

【サークルサイズ】【ホリゾンタルサイズ】

【二連撃】【三連撃】【グラスカッター】

保有スキル

【魔力感知Ⅱ】【魔力操作Ⅱ】【魔液急流Ⅱ】

【魔力念話】【統率】【草特攻Ⅱ】

【移動速度上昇Lv.2(不)】【鎌術Lv.6(不)】【鑑定Lv.8】

【奇襲Lv.1(不)】【粘液支配Lv.1(不)】【溶骨操作Lv.4(不)】

【頭変換Lv.1(不)】【テイムLv.1】【骨粘液爆弾】

耐性スキル

【消化無効】【粘液無効】【風圧耐性Lv.1】

固有スキル

【首刈りの才Lv.1】【骨吸収】【首切衝動】

【溶解液Lv.1】【核溶硬化Lv.1(不)】

《弱体化スキル》

【打撃脆弱(消)】【光脆弱】【魔法極脆弱(瞬)】

【打撃無効(瞬)】

信仰スキル

【魔女神の祝福】

称号

【タラシボーン】

世界旅者(ワールド・トラベラー)

【スキルメイカー】

【進撃の攻略者】

【義遊魔王軍所属遊撃担当】

【美味ボーン】

【大海の猛進者】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 な、なんだこれ.。守、精、運以外全て0になってやがる。それに守と精は桁違いな数字になってるし...てなんかスキルがグレーになってたり、戦闘スキルに関しては全部グレーだし...他にも線ひかれたり、赤くなったりと騒がしいな。


 ちなみに(不)とついているものはグレー、(消)とついているものは線がひかれ、(瞬)は赤くなっている。


 多分だが、(不)が不可、まぁ使用できないってことだな。試しに...【溶骨操作】解除!


 以前にプレルに固められたあとに使った方法だ。これで元に戻らなかったら使えないってことなんだが...


シーン


 ですよねー。まぁ予想通り使えないようだ。んで(消)が十中八九消滅だろう。今の俺の身体に【打撃脆弱】とか似ても似つかないしな。あとは(瞬)か...。これで増えてるのが【魔法極脆弱】【打撃無効】という安直な名前のスキル。恐らく一瞬増えましたよってことなんだが...。まぁ【打撃無効】だけ増えたんじゃバランス的に釣り合わないからな...。これも当然のことだろう。

 ゲームとはフェアにやるもんだ。チートやずるをして勝ちにいきたくはない。現実ならそうも言ってられないかもしれないがな。


 そう俺は心の中で苦笑いしながら思った。


ジャギン!!!


 うお?!なんだ?ふ、ふっとぶー!


 突然何かを切り裂く音が聞こえると共に目の前の視界が晴れ、俺を抑えていた草の塔や周りで俺を攻撃していた草が一緒に消えていった。というか風圧で吹っ飛んでいった。そこには俺も含まれるが...


「ネクトさん大丈夫ですかー?あら、これはこれは...うふふ。」


 そして目の前からは触手を鎌状にしたプレルがふよふよと近づいてきて、その雰囲気は小悪魔のような、獲物を捕まえた時のような喜色の色がとうございます垣間見えた。


ーープ、プレル...助けてくれてありがとう。おかげで地面のシミにならなくて済んだよ。それでなんでそんなに嬉しそうなんだ?こっちはかなり危ない状況なんだが...


 実際先程の風圧よりも先程から何かに吸われるような感触がしていた方に嫌な予感がしていた。今になってはその感触も強くなって吸い込まれそうになっている。だがこの身体動く事はできないが踏ん張ることだけはできるようだ。それで先程から吸い込まれないように踏ん張ってるんだが、このままじゃじりぞんだ。


「いえ、今のネクトさんってその...溶けている状態じゃないですか?それで動けないほどのようですし、また私が直せると思うと...。」


 そうプレルは身悶えながら話した。そういえばプレルは俺をくうのが何故か好きになっちまったんだよな...。【美味ボーン】の称号のせいだとは思うがここまで依存性になるかね?そうだったら今度は何としても辞めさせなきゃならんのだが...。俺の身が持たん!まあ、今回はしょうがないか。


ーーそうか...なら頼むよ。そういえばそれって身体に入れないでできないのか?

「・・・いえ、ネクトさんの身体の体積上、私の体にいれないと全体を圧縮できないので不可能です。それにこっちの方が確実性がありますからね。」


 今の間はなんだ!今の間は!はぁ、でも今は頼らんと元に戻れんしな。一応その方法を考えた間だということにしよう。うん!


 ネクトはめんどくさがり屋で小心者なのだ。


「では失礼して...いただきます♪」


チュルンーー


 そうして俺の身体にプレルが覆いかぶさり、寒天のように俺の身体を吸い取った。そのまま俺はプレルの体内で漂いだんだんと溶かされ...ん?溶かされ?あだだだだだ!!


 プレルの体液の中に落とされた瞬間俺の身体が泡立ち、久しく忘れていた自分の身が溶けだす感触を思い出した。


ーーぷ、ぷれる!!俺の身体...身体溶けてるぞ!

「え、あ、あら!私としたことがうっかり、直ぐに抑えます!」


 そう言うと確かに抑えられたようで俺の身体ご泡立つことはなくなった。てか俺【消化無効】あるのに何故?


「だ、大丈夫ですか?!ネクトさん!すいません、私としたことが...。」

ーーいい、頼んだのは俺だしな...

「え、ええそうでしたね...」


 何故か俺の言葉にプレルの様子がさらに意気消沈してしまった。な、なんで?


『相棒、よく考えてみろ!確かに、相棒がプレルの嬢さんに頼んだが、プレルの嬢さんも自分から願ったことだ。そんで失敗した時に、頼んだのは俺だしなって言うのは君に頼んだ俺が馬鹿だったって聞こえるだろ?プレルの嬢さんだって立派なレディなんだ。察してやれ。』


 察しろと言われても俺はこの世に生まれてこの方女性との付き合いなんて数回あったぐらいだし。付き合いって言ってもラブの方じゃないからな?ただ話すことがあっただけだ。それも授業関連...くっ!


『はぁ、そうだったな。相棒は女性との付き合いがほとんど無く!それでいて恥ずかしがり屋!』

『ぐっ...!』

『だがな?他の人達もいっつもこんな場面に遭遇してるわけじゃない。普段から女性達が泣いている所なんて見たことないだろ?それに人前で悲しい様子を見せるのは恥ずかしいもんだ。後は分かるな?』

『・・・あぁ。自分の思ったことを言う。それだけだ。』

『あらっ。まぁ思ってたのとは違うがまぁいい。これ以上悲しませないようにしろよ?そうしないと俺様ぶん殴りに行くからな!気持ち的にだが!』


 キチとの会話を終えてプレルを意識するとやはり悲しみを感じる。プレルの体内にいるからか俺に気持ちが伝わりやすいのかな?まぁ今はありがたい。


ーーなぁプレル?

「・・・なんでしょう?」

ーーなんでそんな悲しんでんだ?俺が何かしたか?

「それは...ネクトさんを溶かしてしまった私が不甲斐なくて。」

ーー・・・ほんとにそれだけか?確かに俺はお前に任せた俺が悪いとは言ったが別にプレルが悪いとは言ってねえぞ?

「それはそうですが...」

ーーですがなんだ?俺がそれだけでプレルを嫌うと思ってんのか?

「い、いやそれは...いえ、そうですね。私は先程のネクトさんの言葉で自分が失望されてしまったのではないか、このまま嫌われてしまうのではないかと思ったのです。それが嫌で嫌で先程からたまらないのです。どうですか?これでさらに嫌いになりました?」


 なんともまぁ、はっきり言われたもんだ。流石にこんなにストレートに言われるとは思ってなかった。もっとこう胸熱な展開になると思ってたんだが...まぁこれもこっちの世界でのやり方か。


ーーいいや、別に嫌いになんねえよ。逆にそんなはっきり言ってくれた方がこっちもすっきりするって話だ。

「そうですか...。なら、もっとあなたを食べさせてください。たまにはほんとに食べさせてください。あなたが食べたいのです!」


・・・はっきりにも程があるだろうが!!まぁ悲しみは無くなったっぽいな。嬉しさが感じられる。


 そのプレルの体内の青にはキラメキがまじり、喜んでいることが丸わかりであった。


ーーはぁ、俺の身が持つ程度ならな...

「っ...?!それは、ありがとうございます♪」


 まぁ、俺自身ははっきりものを言えそうにないのだがな...


やはり恥ずかしがり屋な主人公。ただこの性格は...


さぁて今回は前書きがなかったということで、ただ単にネタが...という訳です。

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