さぁ!草の大収穫祭だよ!
やっと草刈りが始まります...。
ところで皆さんは草刈りをやったことがありますか?
ちなみにリアルでネクトがやる量を刈ろうとするのは昏睡物(一人で、それに人力で)
さてどうしようか。この膨大な草の量だとちまちま刈ってたんじゃ時間がかかりすぎるしな...
俺がやる分は縦10km、横40km...だけどプレルは横60kmだもんなぁ。そう思うと愚痴ってらんないよな!
だけど一気に刈る方法...そうだ、いつもやってることするか。取り敢えず【魔凱】!
そう言うとネクトの両腕に青色の光が宿り、その光は力強さを表しているように見えた。
からの~、はっ!
俺はそのまま両腕を横になぎ、魔力を刃のようにして振り飛ばした。ちなみに両手でやったのは威力増えるかなって思っただけだ。それ以外に企みはない。
だがその考えが上手くいったようでずんずんと奥に突き進む。短所だった刃がすぐに消える問題も魔力が重ねがけされたおかげで解決してるようだ。
それよりも、ほんとこの魔力使うのって便利だなー。
〈職業のレベルが2上がりました〉
〈職業レベルが1に上がったことによりスキル【サークルサイズ】【二連撃】を取得〉
〈職業レベルが2に上がったことによりスキル【草特攻】を取得〉
そんなことを考えているうちに職業のレベルが上がった。こんなに早く上がるのか!って思ったが考えてみるとありえないなって思った。だって俺は魔力というチート臭いやつ使ってるしな。そりゃ早く上がるわ。ってか職業レベルの上がる基準って何なんだ?
『ふふふ、ここで俺様の出番だ...』
『またキチか...短くしてくれよ?そんなに時間取りたくねえんだ。』
『相棒...話の腰を折らないでくれよぉ。俺様涙目だぜ。』
『キチに目なんてないだろ!たくっ、何言ってんだ。』
『まぁそうなんだけどな!はっはっは!でも、それは言わない約束だろ?気を取り直して説明するぜ!相棒のご期待通り短くな?』
言わない約束って誰とのだよ!はぁ...取り敢えずキチが手短に説明してくれた内容をまとめると、
・職業レベルを上げるにはその職業に合った働きをする必要がある。
・それ以外の行動をしても上がるには上がるが微々たるものである。
・レベルを上げる条件には熟練度MAXの他に条件がある。そのためパーティメンバーに頼ることはできず己の力でやらなければならない。
とこの3つだ。キチが言うに、
『リアルでもサボるやつは実力上がらんだろ?』
だそうだ。まぁ正論だな。
『と、これで説明は終わりだ。じゃまたな相棒!次話せる時を楽しみにしてるぜ?』
『あぁ、お疲れさん。またな...』
キチはそう言い残すと黙り込んでしまった。まぁ自分で短くって言ったからな。
てか最近キチが解説キャラになってるような?気の所為だよね、うん!まぁそんなことは置いといて...
ーー張り切っていきますかぁ!!!!
そう俺は魔力念話...めんどくさいから魔声でいいや。ともかく俺は声を高らかにして気を高め、作業に取り組んだ。
ーーさぁ、刈りの時間だ...
そう言う俺の雰囲気はキチいわくダサかったらしい...ぐすん
ーーーーーーーー◇
ひとまず一投目、行きます!ふんっ!!
そう心の中で力を込めながら腕を横にないだ。その勢いで魔力の刃...飛魔刃が放たれた。その勢いは先程のスキル【草特攻】のおかげか先程より進む速度が早い気がする。
〈職業レベルが上がりました〉
〈職業レベルが3に上がったことによりスキル【ホリゾンタルサイズ】【グラスカッター】を取得〉
〈職業レベルが上がりました〉
〈職業レベルが4に上がったことによりスキル【草特攻】が【草特攻Ⅱ】に昇華〉
おお?!また一気に2レベル...だいたい一度の飛魔刃で刈れる広さがだいたい直線距離に500m、いや二回目は600mとかいってたか?そして横幅はだいたい1~2mぐらい。とすると一度の飛魔刃で刈り取れる本数はだいたい1000本ぐらいか...一体いつまでかかるやら。とにかくこの【草刈り人】の上がるもう1つの条件は刈った本数だと思うから、一回目で約1000本、二回目は約1200本...いややっぱりよく分からんな。
多分もっと一気に上がらないのは熟練度が足りないのだろう。一気に沢山刈れているがその方法の元は所詮人から教えられたもの。真の自分の力ではない。いや、まぁ痛みとかすごい味わったけどな?
そう心の中で思っている間にも俺は歩きながら飛魔刃を放ち続けた。
そして数十分後、魔力の回復のために間に休憩を挟みながらもやっと、真っ直ぐは見通せるようになった。ほんと真っ直ぐだけどな?
ご存知の通り飛魔刃の効果範囲は直線距離はよく飛ぶが、横幅は約2m...全部刈るとしたらあとこの直線的に刈るのをあと数百回、いや数千回繰り返す必要がある。確かに2mというのも俺のこの小さい身体から放たれると考えると広いが、所詮は2m...まだ先は遠い。【魔翔】で飛びながらやることも考えたが魔力消費がさらに多くなるから辞めた。飛魔刃でも一発20ぐらいはかかるしな。それに両手だから40ぐらい。
ほんとプレルはこんなことをどうやって一人でやるんだよ。コツ...教えてもらえばよかったな。
だが今更後悔してもプレルは60km先...魔声も届くはずもなく聞くことはできない。
まぁいちいち考えても終わらないしな...やるか!!あ、その前にステータス確認するか...別に全体は見なくていいから【鑑定】でいっか。
ーー対象【自分】スキル【鑑定】
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戦闘スキル
【サークルサイズ】【ホリゾンタルサイズ】
【二連撃】【三連撃】【グラスカッター】
保有スキル
【魔力感知Ⅱ】【魔力操作Ⅱ】【魔液急流Ⅱ】
【魔力念話】【統率】【草特攻Ⅱ】
【移動速度上昇Lv.1】【鎌術Lv.5】【鑑定Lv.8】
【奇襲Lv.1】【粘液支配Lv.1】【溶骨操作Lv.3】
【頭変換Lv.1】【テイムLv.1】【骨爆弾】
耐性スキル
【消化無効】【粘液無効】【風圧耐性Lv.1】
固有スキル
【首刈りの才Lv.1】【骨吸収】【首切衝動】
【溶解液Lv.1】【核溶硬化Lv.1】
《弱体化スキル》
【打撃脆弱】【光脆弱】
信仰スキル
【魔女神の祝福】
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ふむ、さっきの攻撃系のスキルは戦闘系スキルになるのか...てかちょっと見にくいな、自分で分けることはできないかね?
だが何処を見てもそんなコマンドは見当たらなかった。
まぁ次のアップデートを待ってみるか...てかアップデートはここの世界ではさっきの空にいた時に鑑定した時の言葉で言うと世界改変だっけか?果たして何が来るのか、楽しみだ。でも...いつ来るんだろうな?
公式サイトにはいつ世界改変するかは書いてなかった。
まぁ今気にしてもしょうがないしな...お、【鎌術】がレベル5になってるな。さっき通知来たからレベルが上がったのは分かってたが5になってたとは。大体のゲームではレベル10がMAXのことが多いからここで折り返しってわけか...。くぅ!楽しみだぜ!
んで【移動速度上昇】はなんも上がってないと...。まぁ大体は誰かに運んでもらってたもんな...しょうがない、ってか、目標のためには上げなきゃならんし多分ここにいる間は安全だからマラソンでもするか。もちろん全力でな!
あ、そう言えば【溶骨操作】も上がってたな。まぁあんだけプレルに揉まれたり、自分の腕を細密的に操作してれば上がるわな...さてお次は新スキルだ。
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【サークルサイズ】
円のように周囲を力強く刈り取る。だがその威力に身体が持っていかれることを気をつけなければならない。
《斬撃範囲は自分から半径約2m》
【ホリゾンタルサイズ】
正確に水平に刈り取ることができる。たがその慎重さのためか威力は若干下がってしまう。
《威力の減少は力の10%》
【二連撃】
目の前を己の武器で二度素早く攻撃することができる。その攻撃は振り下ろし、かち上げる!
《攻撃方法は自分で決めることができる》
【三連撃】
目の前を己の武器で三度素早く攻撃することができる。その攻撃は振り下ろしかち上げ振り下ろす!
《攻撃方法は自分で決めることができる》
【グラスカッター】
草のみを切ることに特化した飛刃を目の前に数度放つ。草以外に当たっても傷つけることはできない。
《放たれる飛刃は5発》
【草特攻Ⅱ】
草に対して多大な被害を与えられるようになる。これを持っているものは草から恐れられ、拝められるだろう。
《草に対して攻撃力が力の20%増加》
【風圧耐性】
風の影響を受けにくくする。
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まぁ最初の二つは鎌専用のスキルでその次の二つは凡庸スキル、後は職業専用スキルか...。風圧耐性はその名前通り。てかほんとに草刈り人は草に特化してるな。多分これ生活のための職業なんだろうなー、この【グラスカッター】とか草刈りの時重宝されるだろうしなー。てかなんで俺使わなかった!こんなのあったら真っ先に使ってたのに!
そうして俺はその場にオーズの体制となり自分の過ちを反省した。
・・・ん?この【二連撃】【三連撃】おかしくないか?説明欄には『その攻撃は振り下ろしかち上げる!』て書いてるのに《》欄には自分で決めることができるって...どちらも両方。あ、この流れは...
『それはだな相棒!』
『またキチか!』
『またってなんだ!またって!俺様だってそこまで突っ込まれるとかなしくなんだぞ!』
『あ、ぁぁ、すまん。確かに今のは俺が悪かった。』
『分かればいいんだ、分かれば。まぁ別に気にしちゃいないがな!』
こいつーー、後でどうにかしてしばいてやる。
そう俺は心の中で拳をにぎりしめ眉間にシワを寄せながら力強く誓った。
『ぐっ...はぁ、まぁいい。てか俺にこんだけ説明してくれるがいいのか?これって不公平な扱いにならないか?』
確かに毎度毎度説明してくれるのはありがたいが、エコヒイキされるのはあまり嬉しくない。全てが全て優遇はされたくないのだ。まぁ少し欲のない性格だとは思うがな...。
『ふっ、相棒そんな心配はないぜ。この内容はヘルプを使えばいつでも見れる内容らしい。普通は最初のキャラクタークリエイトの時に[後はヘルプを参照にしてください]て言われるらしいんだが、あの悪魔のお嬢さんは言い忘れていたらしくてな?だから俺に説明してくれってレイス様から言われたんだよ。』
『なるほどな...ってそれ俺にヘルプ見ろっていえばいい話じゃないか?』
『それはそうなんだがな?俺様相棒と話すために黙ってたんだわ!すまんな!』
『そっか。まぁ別にいいんだけど...嫌なわけじゃないしな。でも大変なんじゃないか?あまり迷惑をかけたくないんだが。』
『ほんとに相棒は優しいな...。まぁ俺様も相棒のようなもんだから分かるんだがな?それに俺様の手にそのヘルプがあるから別に大変ってわけじゃないんだわ。はっはっは!』
なんか心配して損した気がす...まぁ心配することは悪いことではないからな。それを実行に移すのは別として。
『それじゃ説明を始めるぜ!おっと、そうだ。相棒、今回も短い方がいいか?』
『あぁ、まだ草刈りが終わらなさそうだからできれば手短に頼む。』
『あー、あの量だからな...。なら分かった、手短に済ませるとしよう!戦闘スキルはな...』
以上キチの説明をまとめると
・戦闘系スキルは途中まで動きを補助してくれるが、最後の技の勢いは消えないまま
・最初は事前に動きが設定してあり、イメージすることで自分が考えた動きで扱うことが可能
だそうだ。
『最近俺様説明しかしてないような気がするんだが...』
『まぁキチは俺としか話せないからな。口数が少なくなるのは仕方が無いだろうよ。』
『そうか...。俺様も話せる人がもっと欲しいぜ。相棒の視界を通してみるのは確かに面白いんだが...退屈なんだわ。』
・・・まぁ分かるな。リアルであれば他の人の実況動画を見るのは面白いが、次第に自分でもやりたくなって退屈になってくるやつだ。
『それは、いや俺からはなんも言えないな。言えるとすれば...そんな退屈しないほどのことを体験してやるぜ!期待して待ってろよ!ってか?』
『ぷ、ふぁっはっは!おう!相棒期待してるぜ!じゃあ行ってこい!もっと面白いことをしてくれよ?』
『おうともさ!まぁしばらくは草刈りだがな。』
『それもそうか。まぁ頑張ってこい!俺様も応援してるぜ。』
そう言ってキチとの会話を終えて時間の感じ方が元に戻った。
さぁやるか!と腕をぶんぶんさせながら歩き出すと
ガサッガサッ
え?だれ?
さぁ、やって参りました!ハプニングのフラグが!
とまぁ今回も無事に終わらせるつもりはありません!(ドヤァ
(調子のってごめんなさい)
(2018/11/13)
物語の中盤、スキルだけを鑑定していたのに称号まで書かれていたので称号欄を削除しました。




