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おねショタ好きな俺は転生したら異世界生活を楽しみたい!  作者: 井伊 澄洲
おねショタ好きな俺が転生したらエロフに騙された!
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0584 顔役たちとグローザット組

 無事に魔法学校を卒業した俺たちはロナバールへと戻った。

俺たちはまずはロナバールでする事が二つあった。

それは顔役たちとグローザット組の事だ。

両方とも俺は卒業と同時に本格的に部下にするかどうかの期限を切っていた。


俺はクレインやゼルさんに、ここ3年間の顔役たちの状況を聞いてみる事にした。

まずは魔法協会へ行って顔役たちの評判を聞いてみた。

話し合いに応じてくれたのはゼルさんことコールドウェル本部長と副本部長のブルーノさん、ロンブル第二警備隊長、そして第三警備隊長のドロイゼさんだった。


「いや、中々あいつらは良いですよ!

ザジバは人が変わったように町の人たちのために働いているし、他の顔役たちも悪事には一切加担していないようです」

「そうですな、私の耳に入ってくる話でも悪い話は聞きません」

「ええ、私も実際に街中で話を聞いたりもしますが、すこぶる良いです」


俺はその話を聞いて感心した。


「そうですか?」

「そうですな、私も外回りに行く時に町の人たちや部下の話を聞きますが、ここ3年は奴らの悪い話は聞きませんな」


ゼルさんの耳にも悪い話は入っていないようだ。

どうやらザジバたちは自分たちが言った通り、顔役本来としての生活に戻ったようだ。

魔法協会を辞した俺たちは次はサクラ魔法食堂へと向かった。

そこで今度はクレインたちにザジバたちの話を聞いた。

話を聞いたのはクレインとデイジー、それに今やサクラ魔法食堂の外交部長となったマルセルだ。


「はい、私たちが知っている限りでも顔役たちは町の人たちのために働いてますね」

「ええ、むしろ進んで様々な仕事をして、組合の下の方の人たちの仕事のいくつかが無くなってしまったほどみたいです」

「え?組合の仕事って?」

「そうですね、例えば頼まれればドブさらいとか、子供の世話とかを銀貨1・2枚で引き受けてやっているみたいです。

組合に仕事として頼めば銀貨3・4枚位はかかるような仕事をね」

「そうか」


なるほど、本来だったら組合の木片等級ウッドクラス辺りが日給3千円位で引き受ける事を、千円の小遣い程度でザジバたちの手下が引き受けているという事か?


「ええ、おかげで組合員を辞めて顔役の所に就職する連中もいるらしいですよ」

「そうですね、組合だと全て自分で賄わなければなりませんが、顔役の所に行けば少なくとも食住は保障されますからね」


確かにその通りだ。

ゼルさんやクレインたちの報告を聞いた俺は、ザジバたち顔役を俺の屋敷に呼んだ。

そしてエレノアとシルビアを俺の左右に座らせて、護衛としてミルキィとライラと豪雷、疾風をその横に立たせ、ロナバールの屋敷の首席執事と次席執事となったジオルドとロイドを後ろに立たせて話し始めた。


「さて諸君、私も無事に魔法学校を卒業できた。

そして君たちのここ3年間の話を聞いたが、どうやらずいぶんとまじめにやっていたようだ。

そこで私も約束どおり、君たちを私の部下にしようと思う。

ザジバを顔役の代表、トーラスをまとめ役として今後もやっていって欲しい。

君たちの直接の上役は今まで通りにシルビアとするが、彼女は私同様ここにいない事が多いだろうから、うちへの連絡役にはここにいるロナバールの執事となったジオルドとロイドを任命するので、何かあれば彼らに報告をして欲しい」

「はっ!かしこまりました!」

「我々は今後もホウジョウ様のために働く所存です」


ここでエレノアが釘を刺す。


「そしてあなたたちもすでにご存知でしょうが、我らが御主人様は子爵となり、自治領主として帝国貴族となりました。

また魔法協会でも魔道士最高位である天賢者となりました。

その方の部下となった事を自覚し、間違っても主に恥をかかせるような行いは慎むように!」

「はっ!もちろんでございます!エレノア様!」

「我ら顔役一同、肝に銘じてございます」


シルビアも念入りに釘を刺す。


「万一、御主人様のためにならないと私たちが判断した場合は容赦しない事も心に留めておきなさい」

「はっ!それはもちろんです!」

「間違ってもそのような事はいたしません!」


そして俺が話す。


「だけど、困った事や何か問題が起きたらすぐに我々に話すようにね」

「はっ!承知いたしました!」


これでロナバールの顔役たちは俺の部下となり、俺はその元締めとなった。


 次は100番たちグローザット組だ。

俺たちはリンドバーグでジリオ島に向かった。


「やあ、久しぶりだね?みんな」

「ホウジョウ様!」


俺たちは久しぶりの再会を喜ぶ。

100番を初めとしてランバルト、ハイネ、ガンガー、ハンベイと5人全員が揃っている。

どうやら前回以降は人数は減らなかったようだ。


「さて、もう聞いているかも知れないが、私はアムダール帝国の子爵となってロナバールの東、金剛杉の大森林を開拓してそこの自治領主となったんだ」

「何と帝国子爵に!?」

「自治領主ですと!」

「おめでとうございます!」

「さすがはホウジョウ様です!」

「我々の眼は間違っていなかった!」


100番たちは驚きながらも俺を祝う。


「そして無事魔法学校を卒業して天賢者という資格を取ったんだ」

「え?テンケンジャ?」

「それは一体・・?」

「ま、まさかホウジョウ様、天賢者とは、あの・・・」


他の者はわからないが、さすがに正規の魔道士であるハイネにはその意味がわかったようだ。


「ああ、ハイネはわかったようだが、天賢者というのは魔法協会の魔道士の最高位の資格で現在、世界に8人しかいないんだ。

私はその一人という訳さ。

ちなみにここにいるエレノアとアンジュも天賢者だが、私とエレノアが天賢者である事は秘密だ。

アンジュは天賢者である事を公言しているがね。

これはホウジョウ領主軍の上層部の内部機密だ。

ま、公然の秘密って奴だがね。

だが建前は必要だ。

是非君たちにも守って欲しい」

「え!それでは!」

「私たちも!」


期待の眼差しをするグローザット組に俺はうなずいて答える。


「ああ、今日から君たちはホウジョウ子爵領主軍の第2軍団に所属してもらう。

ちなみに第1軍団はアンジュの魔法軍団だ。

100番はその軍団司令官、ハイネは副司令官、ランバルトは司令官補佐、ガンガーには100番の副官、そしてハンベイには少々別の事をしてもらう。

総司令官はまだ欠員だが、当分はエレノアに兼任をしてもらう」

「ありがとうございます!」

「ありがとうございます!ホウジョウ様!」


全員がうちに採用されて納得してくれたようだ。


「うん、そういう訳でこれからもよろしく」


こうしてグローザット組の者も正式にホウジョウ家の部下となった。

そして俺はこの機会にトランザムの禍根を断ち切ろうと考えて、マーベルに相談し、一旦息子のクリムと共にロナバールへ戻って来てもらう事にした。

二人は世間の建前はトランザムの家の一つに住んでいる事になっていて、実際にそこでは世間の目を欺くために二人に似せたジャベックが生活していたために、マーベルにロナバールの知り合いに近いうちに、親戚を頼って東にある遠い村へ引っ越す事になったと説明をしてもらった。

そして実際に二人を馬車に乗せて東へ向かってもらう事になった。

俺はその道中、二人をつける者がいないかどうか、デフォードに確認をしてもらったが、どうやら金剛杉の大森林の入り口に到着するまで、誰にも尾行されたりはしなかったようだ。

俺はマーベル母子を利用しようとする者はいなくなったと判断し、森の入口で誰もいない事を確認した上で、マーベル母子を秘かに魔法飛行艇へと移し、グローザットへと戻した。

これにてトランザム関係の事は終止符を打てたと考えて良いだろう。

一応、マーベル母子には何か困った事があれば相談するようにと、連絡と護衛役と雑用を兼ねてオリオンを一体とボーイとメイドを一体ずつ与えておいた。


 トランザム関係の事を終わらせて、一旦ロナバールへ戻った物の、ある程度周辺を整理すると、今度は大アンジュへと向う用意をしていた。

何しろまだまだ開発中でやる事はいくらでもあるのだ。

そんな時、またもやハーベイ村から知らせがやって来た。


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