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ひどいわ!私初めてだったのに! でも次からは同じ……うそ、憧れの人がいる!これって……


                 挿絵(By みてみん)




「さて、どこから説明してやろうか」


 そう囁く彼女は一ノ瀬洋子と名乗る左胸元に赤枠の名札まで付けた、

『3年B組一ノ瀬洋子』

 不思議ちゃん系彼女の存在証明は、確かにそう書いてある。


「最近見た、どっかのドラマの三年生の組みたいな名札だね」


 隣で一緒に茣蓙の上に座ってる彼女は、どこかいやらしく、年長者を小馬鹿にしたような眼差しで、口元に小さな牙が見えている。


 正直言えば可愛い系だ。


「どこの小学校? B組って、あまり小学校できかないよね、普通2組だと思う」 


「ふん、知識不足を晒すなよ。

 柏の都市部のこの駅前から、ちっと離れた東武野田線で数駅のところから出迎えバスとか来てる名門校として有名な女学園、大宮司(だいぐうじ)学園・初等部の3年だ」


「え、うそ、あのめっちゃ大金持ちのお嬢様学校?」

「おう」

「え、え、すっごい校則厳しくってエスカレーター式で大学までいけちゃう、あの高嶺の花しか集まってない!系学園じゃん!すげ!」


「褒めるな、褒めるな、照れちまうだろうが!」


 と、自分の頭をわしゃわしゃしながら体育座り。


 ――あれ?


 覇王丸は、今一瞬、何か、漠然とした、しすぎた、妙な違和感を覚えたのだが。

 ――なんだろ、あれ、明確に違う何かを見た気がしたのに。


「わからない……だろ?」


「え、」


 そう、また彼女は心を読んできたのだ。


「君、本当に超能力でも使えるの!」


「知らんようだから教えてやるぜ。

 大宮司は、格式高いお嬢様、お金持ち、高度知能、そして……異能の能力持ちを集めてるって噂の結構やばい系の学園なんだぜ?」


「マジで! すげぇ!」


「だろ。だから、この能力系のおかげで、お前の望みも叶えた訳だ。

 てか、うちの学園、暗黙の了解で、下僕、奴隷、使い魔、レベルに身を落とした人間の雄を一匹所有しないといけなかったんだよ。

 そういう点では、なってくれてサンキューな」


「お、おう? あ、うん?」


 覇王丸がなにかおかしくね?

 常識的な部分が――

 そう思った時。

 

 また、世界が固まって、 

「脱衣!(くろす、あうっ!)」

 と叫ぶ女児がマッパでランドセルも割烹着も、まるで背負ってた聖衣を入れた巨大な箱が大地に突き刺さるように落下、

 柏のアスファルトが小学生のランドセルを受け止められない程柔らかいとは思わないが、大地にクレーターが。


「え……」


「じゃ、まずはお前の願い通りにするために、するぞ」

「なにを?」


「んなのきまってんじゃねーか、こっちの初めてくれてやるから、角オナして縦笛舐めつつブルマの臭い股間の部分をくんかくんかした、一年前の糞餓鬼を大人にしてやるってんだよ」



 ――!



       *****


 ――事後。


 ぐすん。ぐすん。


 覇王丸は、柏のネット喫茶個室にいれられ、

 そこは何故かキングベッドと妖しいネオンの部屋で、

 さらにベッドは円形パープルライトに照らされて天井にはダイヤモンドボール状態。

 その上で……人には決して言えない、そして表現もこの国では許されない行為が、雌の支配者によって雄が蹂躙される悲劇としか形容しきれないアホな事態が行われ。

 それはとてもとても長い時間行われ。

 少なくとも当事者の覇王丸は何も言えない話しちゃいけないこいつの正体を、知ってしまい。

 今――

 いつのまにか。

 そして全て奪われ、

 いつのまにか。

 無限の時間、ずっとさせられ男君に成り果て。

 いつのまにか。

 ケツを天に向けたままうつ伏せ状態で痙攣。

 いつの間にか。

 ぐちゃぐちゃな身体で、

 あ、でも、シャワー室でもいろいろあって、

 久し振りの温かいお湯、公園の噴水以外で体も洗えたのだけは僥倖だが。

 代償は最悪だ。

 いつの間にかいつの間にかいつの間にかいつの間にか――ある意味別の意味で汚くなっていた。


 だから弄ばれた男の子10歳はベッドのふかふか枕、大人の女性が獅噛みつくだろう予定だった巨大枕に顔を突っ込み、

 いつまでもケツを天井に向け、

 うつ伏せで――

 色んな穴からだらしなく液体を垂らして見知らぬ世界の感覚を受け……びくん。びくんと痙攣しながら……泣いていた。

 

 対してこの女児三年生B組娘は名門なのに先生の教育が悪いのか。

 家庭環境か。

 ベッドから片脚を下ろして胡坐を汲むは、まさにベッドヤクザ一ノ瀬洋子。

 チョコレートの棒に紙を巻いたシガーレットチョコを咥えて、


 ぷっはぁ。


 と、一発どころか数万発やった股間をかきかきしながら一服タイム。


 この時点でこの女の全てを知ったが為に、何か大切なものを失った互い全裸のしくしく覇王丸。

 それを視界の片隅に収めて、ふんす! めんどくせーな。って顔で一ノ瀬洋子は恐ろしく長い時間で楽しんだ余韻に浸ってた。



 げぇっぷ!


 ついでにげっぷもしてた。



 しくしくしくしくしくしく 

 しくしくしくしくしくしく

 しくしくしくしくしくしく 

 しくしくしくしくしくしく

 しくしくしくしくしくしく 

 しくしくしくしくしくしく



「……。おい、いつまで泣いてやがる」

「ぐす、はじめては、麗華たんってきめてたのに……」


「は?

 オナ狂い小学4年生を目撃した清楚可憐ちゃんの「……、……なに……しているの?」

 の言葉で逃げだしたお前が何言ってんの?



「止めろー、めっちゃ同じ声でめっちゃあの時と同じおどおど声で、

 性格に言葉言うの止めろおおおおお!

 俺の脳内で当時が再現されて、心折れちまっただろうが!

 せっかく添え木を付けて直してたってのに、いま、おまえ、

 触れちゃいけない一線超えちまったぞ少しはコンプライアンス考えろよな!」


「こんぷなんたらなんてわかんねーよ。

 てか、人のせいにすんな。

 お前がやらかした小学校あるある女子に二百パーセント嫌われる三点セット入り福袋スタイルしやがったお前が悪いんじゃないか。

 麗華がトラウマ喰らってても仕方ないレベルだぞあれ。

 大人になって思い返して、性格にお前がやってた意味を思い出しただけで子供時代の黒歴史と周囲に言いふらすだろう案件だ」


「うわあああああああああああああああ!」


「うわああ、じゃねぇよ。

 お前は一生女の事は無縁の人生だった。

 私に救われたことを心から感謝するんだな。

 ついでに言わせてもらえば、

 女に視点観点からいえば、

 あいつとお前が結ばれる、

 こんな事案が出来る関係になるわけねーだろつーの。

 変な売れ残り婆に見つかって、酒に睡眠薬か目薬か、麻薬入れられお持ち帰りされて、今日みたいな事されて、

 そんな、

 婚期逃がした、

 いかず後家、

 げに悲しきは頬の小皺よ。

 に、

 初めて捧げるより――

 この未開発新品まーんなあたいがはじめてでよかったろ?

 な、この事案野郎。

 これ【既成事実】だからな」


「ファ!」

「ファ!じゃねぇよ。会ったり前だろ。

 さて、栄養も貰えたので、お前の為に契約を遂行しないとな。

 お前は私に魂を売ったんだ。

 正親町(おおぎまち)麗華の。

 そしてお前は望む正親町(おおぎまち)麗華との一発マンをやりたい。

 それを叶える力が手に入った。

 さんきゅ、精通前のボーイ。

 そんなピュアピュアボーイから奪い取った精気は最高に美味であっという間に失った魔力が回復できた。

 ほれ、あいつの魂を利用して、私のターンドロー。

 魂のままに肉体を変化。

 正親町(おおぎまち)麗華になーれ。

 記憶は4年生の過ちの小学5年生少年を目撃した一年前ではなく、もっと前の小学3年生。

 そこで死んだ魂の彼女との融合だ!

 サタナ・タナトス・マギリール

 サタナ・タナトス・マギリール

 サタナ・タナトス・マギリール

 神と子と聖霊の三位一体を侮辱し塗りつぶして糞共を糞に変える契約離された。

 これより覇王丸の魂との契約により、

 闇の力をその身に宿して捕縛した魂を塗りつぶす、

 正親町(おおぎまち)麗華の魂のままに肉体再構築で、夫たる北毒田見院覇王丸との正式な婚儀代理に置いて、その姿――顕現せり!」


「何を言ってるんだ?」

 そう、言いたかった。

 だが、言えなかった。

 そこに全裸の正親町麗華が、

 確かに小学四年生の時の姿で、

 いや、おそらく3年生。

 目茶苦茶かわいい。

 あの時も可愛かったが、その比じゃない!

 この娘っ子の言葉を信じるなら、

 洋子自身がが一気に美少女モード清楚可憐。

 立てば芍薬座れば牡丹。

 完全なお嬢様正親町麗華がいて、

 北毒田見院覇王丸は――



 理性がすっ飛んだ。 



 ちゅんちゅん。


「まったく、お前どんだけエロイの?

 いや、えろいのおしえたのうちだけど。

 ここまでやらかすか。

 からだがいてー、てか腰と顎がすげーいてー。

 ったく高根の花でお前なんかが手にできねー存在を魂事見せるだけのはずが……おい、早く起きろよ、延長料金で丸二日使ったんだぞ。

 金かかっちまった。

 おっさん連中から巻き上げて資金の方は確実にしねぇと……

 ったく。

 食料はお前なんだからな……」

 

 げし、っと蹴られて。


 ベッドで恍惚の顔のまま涎を垂らす覇王丸の横腹を蹴り飛ばすが、

 露にもかけないとはまさにこのこと。


 ただ幸せそうに全裸でまた小汚い状態で転がっていた。

 そのまま覇王丸は裸で浮遊し出し、風呂場直行。

 いきなりお湯ぶっかけ石鹸が、シャンプーが空を駆けて、痛い系タオルで丸々ウォッシュ。

 そのまま浮かびながらドライヤーとタオルで噴かれて、

 ただ恍惚のまま固まる覇王丸が、洗濯された衣類に着させてもらいながら。


 そののちに床に転がされた。

 もうベッドは使い物にならない程べちゃべちゃだったからだ。


 え、汗ですが?


 そして――


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