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第十八章 一人で行くな
翌朝、レオンは自分だけ先へ進むつもりだと言った。
フィンは平気なふりをしようとしたが、その晩、いつになく静かだった。
夜明け前、フィンはついに尋ねた。
「……一緒に行っても、いい?」
「食料と仕事を分け合えるなら、断る理由はない」
レオンの答えは、あくまで淡々としていた。
フィンは笑いながら、自分は世界一の交渉人だと言い張った。実際にはほとんど何もしていなかったが。
数分後、二人はすでに、共に道を歩き始めていた。
そして、その道のすぐ先で――やがて家族の一員となる、もう一人の少年が待っていた。




