不登校と私。
中学一年生の夏休み明け。
鉛のように重い足を引きずりながら学校へ向かった。
運動してなかったせいか、すぐに息切れする。
常に体がだるい。しんどい。
そんな状態でなんとか夏休み明け1日目を終えた。
帰ってから、好きなアーティストさんの曲を聴いた。
その人のことをKさんと呼ぶことにしよう。
Kさんは、1年前くらいから推していて、わたしの命を救ってくれたと言っても過言では無い。
それくらいいい曲をかいてる人だ。
学校帰りの疲れた私にはとんでもなくKさんの曲が身に染みた。何故か涙が止まらなくなった。
夏休み明け2日目。
その日は5時間テスト、残りの1時間は体育祭の応援の練習だった。
テストは周りが静かですごく楽だった。
でも、残りの一時間が本当に地獄で仕方がなかった。
なんとか乗り越えて帰る直前に次の日の時間割を見た。
体育があった。
本当に体育が嫌な私は、絶対に明日学校を休もうと決意した。
次の日の朝。
私はお父さんに体調が悪いから学校を休みたいと伝えて休んだ。
その日の夕方。お母さんに仮病であることがバレた。
お母さんは「学校で嫌なことあったの?」と私に問いかけた。
親に心配をかける訳にはいかない。
でも、本当に学校に行くのがくるしい状態だった私は、頷いた。
お母さんは不登校になることを提案してくれた。
すごく救われた気がした。
やっと開放された気がした。
涙が止まらなくなった私を、お母さんは優しく抱きしめてくれた。
次の日、私は謎の罪悪感に駆られながらベットで泣いた。自分だけずるい様な気がして。
お父さんは不登校を反対した。来週からは行け、と。
もちろん、そんな簡単に復帰する事はできない。
でもお母さんは助けてくれた。お母さんが唯一の救いだった。
私が不登校になった週の金曜日。担任の先生が家に来た。不登校になった理由とか、来週からは通えるかとか、色々聞かれた。ほとんどまともな回答ができなかったけど。
しばらく話していると、先生から「お母さんと二人で話したいから別の部屋に言って欲しい」と言われた。
私はスマホだけ持って自分の部屋へ向かった。
仲のいいネッ友とお話した。
話が終わったあと、お母さんに聞いてみると、「別室登校をしないか」とのことだった
私は別室登校しようと決意した。




