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ポゼッション 3
「うそ…でしょ… マジで… あの、深川のクイーンが… きゃあーーーーーーー」
三度目の練習日の夜。『スナック あゆみ』が亜弓の絶叫で震えた。
こうして改めて眺めてみると、クイーンと亜弓はやはり似ている。体型はモデル体型の亜弓と小柄でほっそりとしたクイーンは全く違うが、学歴を超越した知性、この平成末期に奇跡的に存在する人情味、そして男を寄せ付けない女王然としたオーラ。
まあ、クイーンにしろ亜弓にしろ、俺には高嶺の花子さんだ。好きなアイスの味もわからないし。健太は諦めに似た苦笑いを冷たいビールで流し込む。




