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インサイドハーフ 2
「永野さんの指導許可証は今月いっぱいに発行されそうですよ。この件に関しては、「元Jリーガーで玉エレの部長がコーチに来る!」と副校長は大喜びでした」
若干違うけどな。健太は苦笑いをする。それよりも…
本当に俺はコーチを引き受けていいのだろうか?
健太はこの数日、そればかり考えていた。コーチを引き受けると言うことは、コイツらのサッカー人生の一部を俺が預かる、と言うことだ。俺の一挙手一投足がコイツらの心身に影響を与えるのだ。
こんな公私共に脱落したサラリーマンがコイツらを指導しても良いのだろうか。もし俺が保護者だったら、猛反対する。そんな半端な人間には絶対子供を預けたくない。




