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DOGSO
「去年のこともあるし、川崎の奴ら相当キレてますよ。チャンスがあれば、ぶち殺したいって」
「そっか。じゃあ協力してくれるっつーことか?」
「丁度いい場所、貸してくれるって。使ってない倉庫かなんかを」
「いーねー。そこにトラのヤツを誘き寄せて。ぶちのめす!」
「あの女も拐っちゃいましょーよ。そんで、みんなで…」
「いーねー。オレが一番だぞ。わかってんな?」
「勿論っすよ、リューくん。動画もキッチリ撮っておきますよ」
「それな。そんでいつにするよ?」
「アイツら丁度今週の土曜日、川崎で練習試合するって。だからー」
「へー。なんでそんなこと知ってんの?」
「ま、ちょっと、ね。俺の元カノがマネージャーなんすよ。さりげなーく聞いときました」
「よーし、グッジョブ! じゃ、その帰りを狙うか」
「多分、トラの彼女も観に来るって言ってましたからー」
「そっか。じゃ、まずその彼女を拐ってから…」
「トラを呼び出して…」
「すげー、完璧じゃん。マジ今週末、楽しみじゃん!」
「よし。これからその川崎の奴らと会っとくか。そんで参加さしてやるか、なあ」
「それは大喜びで乗っかるっしょ。じゃ、連絡しときますよ」
「おお。そんじゃ行くか」
黒のワゴン車に乗り込み、男達は川崎に向かって走り出した。




