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トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第5章
322/440

VAR 5


「勿論、松本、キーパー、一年の元S C東京も来ますよね?」


「ははは、そっちが目的かよ?」


「ええ。ちょっと話題になってるんで。蒲田南のG Kと新一年」


「アイツらこないだ、S C東京のスカウトに声かけられてたぞー」


「マジすか? やば… とにかく、十五時。お待ちしてますんで」



 健太は電話を切り、その旨をメッセージに認めてトラに送信する。



 フォルダーに入っていた動画を再生し、富士見坂の実力を確認する。これは手強い。全く歯が立たないのでは、そんな弱気に囚われてしまう。


 今週いっぱい、富士見坂対策を真剣に突き詰めよう、そう誓って健太は風呂場に向かった。



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