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VAR 4
『だから、練習試合で強いところとやってみるのがいいかと』
健太はトラからのメッセージを眺めながら、ソーダ水をクイッと飲み込む。
練習試合。それも、富士見坂レベルの相手。健太はその相手は一択しかないと思い、スマホの連絡先のアプリをタップし、出来れば練習試合を頼みたい旨書き込み送信する。
スマホをテーブルに置くや否や、電話がかかって来る。
「健太さんから連絡なんて珍しい。こないだはどーもでした。蒲田南、頑張ってるみたいですねー」
「おうマサ。急にすまんな。ところでさっき書いた件なんだけど…」
「いいですよ。Aチームはちょっと厳しいかもしれませんけど、Bチームで良いのなら。喜んでー」
「おお、助かる。是非頼む。時間と場所は任せるよ」
「それなら、急なんですけど、今週末の土曜日、如何ですか? グランドはウチの第二グランドで。十五時から」
「えーと、第二グランド、十五時。すまない。ホント助かる」




