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トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第5章
302/440

PK 3


 一時間目の授業は二組。教室のドアを開くと、トラを中心に殆どの生徒が輪になって一昨日の試合の話をしている。


 授業を始めると、いつもの様にトラは机につっぷして居眠り……



 あれ… 教科書、開いている…


 それに、真剣に私の話を聞いている…


 ウソ… ノート取ってる…



 周囲もこの異変に気付いた様で、


「おいトラ… お前何マジになってんのよ?」


 トラは彼を一瞥して一言、


「プロに、なるから」



 教室中が騒然となる。一美も思わずチョークを落としてしまう。



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