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シザース 6
「それにしても… 蒲田の方、指導者は誰だ?」
「慶王は知ってますけど。誰でしょうね?」
「このメンツで慶王相手にここまでやらせるなんて。後でちょっと挨拶行くか?」
「ええそうしましょー ああ!」
グランドから鋭いホイッスルの音が響き渡る。
「かーー P Kかあ、あれ足掛かってねーだろーが」
「ネイマールより上手い演技でしたね… 主審が部活の先生じゃ、見分けつかないかー」
「…… あの、赤髪。地元の有名なワルって言ってたよな?」
「…… ですよね。でも…」
「ああ。不可解な判定受けたのに、あの態度……」
「本当のワルなら、主審に食って掛かるか、ぶっ飛ばすとか」
「なあ。なのにちゃんと判定を受け入れて、そして味方を鼓舞して…」




