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シザース 5
「どうしておたくに入れなかったの?」
「やはり… 素行が問題でして…」
「そっか。お互い、難しいよな、そこんとこ」
「ですよね。サッカーさえ上手けりゃ、あとは見逃す、なんて出来ません……」
試合は前半が終了した。0−0。
「どうです。慶王の三人は?」
玉城は苦笑いしながら、
「ま、アレ位ならその辺に幾らでも転がってるよ」
「うわ… ズバリ言いますね」
「ホントはこの前半で帰るつもりだったんだ。な、シム」
「ええ。でもね田中さん。後半、どうやって蒲田が慶王喰うか、見てみたくないですか?」
「多分、みんなもそう思ってるんじゃないかな」
そう言って田中はグランドの周りにいるスカウト達を見回す。




