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スルーパス 2
「須坂は、目指してるモンねーの?」
「んーー、漠然としてなら、あるわ。でも、あなたみたいに明確な目標となると、ちょっとね」
「そっか。何だよそのバクゼンとした目標っつーのは?」
「私、将来、弁護士か司法書士になりたいの」
「ほーん。弁護士は知ってっけど、司法書士って何?」
「行政手続きに必要な書類の作成やアドバイスをする資格を持つ人の事」
「ほーん。それってなるの大変なの?」
「そうね。国家資格を取らねばならないわ」
「オマエならやれそーだな。だけどー」
「何よ?」
「そーゆーのって、将来さ、全部A Iがやっちまわねーか?」
「んぐっ… そ、それは…」
「いや知らねーよ、だけどさ、そーゆー仕事って、オレらが大人になった時もまだあんのかなーって思ってよ」
「トラくん… あなた…」
「んだよ?」
「今の話、父にしてみない? 今から!」




