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ダイレクト 2
「いやー、それにしても。さすがタクさん。参りました」
と言って栂は飯田のグラスにビールを注ぐ。健太はニヤリと笑いながら、
「おいタク、お前またコイツと賭けてたんじゃねーだろうな?」
飯田もニヤリと笑いながら、
「いいじゃないっすか。正樹にもいい勉強になったでしょうし。でもよくあの人数で『圧勝』しましたよね、さすがケンタさん」
三人の後ろで、試合を終えたばかりの生徒とマネージャー達が大はしゃぎで騒いでいる。そんな中、マネージャーの一人、キョンが健太の席にやってきて、
「永野サン、ハイこれ。今日のスタッツ」
と言ってノートを健太に差し出す。
そのノートを覗き見した栂が、
「ヘーーーー、キミ、凄いね。これ凄く正確。どお、将来ウチに来ない?」
「い、いやあ、まだまだっす…」
キョンは照れ臭そうに俯く。




