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ダイレクト 1
数時間後。栂は初めて入るオンボロのスナックみたいな店に入るや否や、
「しかし… なんともレトロな店っすね…」
カウンターを拭いていた長身の女性が
「ハア? 馬鹿にしてんのか、このチビがコラ!」
亜弓に凄まれた栂は怯えた表情となり、
「いえいえいえそんな馬鹿になんてしてませんよそれにしても綺麗なママさんですよねタクさんケンタさん!」
亜弓は目を細め、
「オメー、若いくせに口ばっか達者だなあオイ。永野サン、コイツ本当に大丈夫なの? これでチームの監督なんて…」
飯田は大笑いし、健太は苦笑いする。
三人はカウンターに座り、亜弓がドンと置いた瓶ビールに栂が手を伸ばす。




