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トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第4章
212/440

ブロック 2


 飯田はキョンに、


「あれ、知らなかった? そうだ、こっちにおいで。ケンタさんも。懐かしいモン見せますよ」



 オフィスの奥には応接間があり、そこの壁にちょっと古ぼけた集合写真が飾ってある。飯田はその写真の中央を指差して、


「これ。誰だかわかる?」



 三人娘、そして一美が写真を覗き込む。嘗てJリーグで活躍した面々に混ざり、その中央でキャプテンマークを巻いているのがー



「「「お、オッちゃん!」」」


「永野さん!」



 飯田は懐かしそうな目で、


「そう。僕らがJに上がる前年までキャプテンとしてチームを引っ張ってきて、そしてJ昇格を僕らにもたらした、偉大なる大先輩が、この永野健太なんだよ」



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