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ブロック 3
「マジ、知りませんでしたー、オッちゃ… 永野サンがそんなスゲー人だったなんて…」
キョンが夢見る瞳で飯田に話す。
「だって、あの元日本代表の名ボランチ、ワールドカップ二回出場、コーチ、監督を経てGMとして就任早々に去年の天皇杯制覇の、あの飯田さんが… 永野サンの後輩…」
飯田はやや引きながら、
「よ、よく知ってる… そう、ケンタさんはね、怪我が多くって。代表合宿に呼ばれるんだけれど、全部怪我で参加できなくって。僕はその代わりに行っただけなんだよ」
キョンはうっとりとした目で、
「うわ… なんて謙虚… マジ神…」
苦笑いをした後、飯田は健太に向き直る。
「それにしても、ケンタさんが中学の部活の指導をしているなんて。営業部の頃は忙しくてサッカーどころじゃねえって、僕らのコーチ就任の要請を全部断ってたくせにー」




