↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第3章
197/440

ゾーンディフェンス 4


「オマエ、ネンショー行ってたんだってなコラ。お袋さん心配させんじゃねーぞボケ」


 厨房から直々に皿を持ち大将がテーブルにやって来る。


「仕方ねーだろ。リベンジ決めてるときにマッポが邪魔すんだからよ」


「ああ、マッポ締めたのか、そんなら許す」


「でもね張(ジャン)、その相手が県警の、あのギョーザだったんだわ、ウケるっしょ?」


 と亜弓が大笑いしながら言うと、


「えええ? あの餃子耳の… アイツを熨したのかトラ… アイツ、確か柔道五段でオリンピック強化選手だったろ…」


「そーそー。少年課でアタシらよく世話になった安曇ってオヤジ。それをトラが一撃で蹴り倒したんだってさ」


「そーか。そーかトラ。よくやった。アイツはオレらの天敵だったからなあ」



 大将が言うほど憎しげな感じではなく、懐かしげに天井を見上げる。


「ギョーザの奴、アタシんこと覚えてたよ。マジビビったー」


「ははは、蒲田の『テポドンあゆみ』はハマでも恐れられてたからなあ」


「それやめろ… 恥ず過ぎる…」


 亜弓はチラッと健太を見る。健太は大将の巨躯と豪快な話し声に圧倒されながら硬直している。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。