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コンパクトネス 4
風呂から上がると、スマホにメッセージの着信が有った。
時計を見ると十時過ぎ。誰からかと見てみると、トラからだった。
『新一年、使えそうだね』
シンプルながら、嬉しそうなトラのメッセージに健太の頬が緩む。
『十分使えるな。ただし、上のリーグ戦に勝ち上がったら十一人では厳しいぞ』
買っておいた麦茶をグラスに注ぎ、一気に飲み込む。
『それなー。どうしたもんだか』
『二年生や三年生でサッカーやってる奴いないのか?』
グラスに麦茶を再度注ぎ込む。
『いるけど…街クラブでやってるから部活はダメじゃないかな』
メッセージだと普通の言葉遣いが出来るんだコイツ。声を立てて笑ってしまう。




