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アイソレーション 7
あのお節介な高橋健太は何と言うだろう。こんな若くて綺麗な女を連れて行ったら。クイーンは何て言うだろう。テメエにはもったいねえ、と笑われるだろうな。
でも。
どんなに笑われてもいい。
どんなに貶されてもいい。
このソメイヨシノの花の色の様な
この人を側で感じていたい。
どん底だった俺の煤けた魂を
優しく彩ってくれる
この人の側に俺は居たい
「よし。行こう。リーグ戦勝ち上がったら、クイーンの店で祝杯あげよう!」
「約束、だよ、、、」
亜弓は震える小指を健太に差し出す。
健太も同じ様に震える小指をそっと差し出す。
その指と指が絡まる頃、真っ赤な夕陽が静かに多摩川の向こう側に沈んでいった。




