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ハーフスペース 2
「みんな遅いわね。一体どうしたのかしら」
「それな。連絡してもアイツら既読スルーだわ」
「まあもう少し待つことにしましょう。それよりも、保護者会どうなっているのかしら」
「何でオマエが心配してんだよ!」
「だって… もし保護者側に否決されたら… コーチ無しで試合しなければならないのでしょ? 審判する人だっていないのだし。勝てるの? 言っておくけど私、負け犬は嫌いよ」
「ハー? 俺ら9人だぞ。いつでも負けれるぞ。チョー負けれるぞ」
「あなたの日本語相当変よ。さておき。サッカーって一体何人でするスポーツなの?」
「11人」
「何よ。2人足りないだけじゃない。そんなの気合いでカバーしなさいよ。気合いで!」
「…… オマエ、メチャ頭いいくせに、突然意味不… でも。まあ、気合いも必要だな。確かに」
トラはふと思いを巡らし、グループラインの音声会話をオンにする。既読スルーしていた他のメンバーが何事かと、続々とその音声会話に参入してくる。
目の前のあかねはそれに気付かず、益々テンションが上がってくる。




