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ハーフスペース 3
「何だか心許ないわね。あなたがそんなことでは、勝てる試合も落としそうな気がするわ」
「お、おま… サッカー知らねーくせに、よくもそんな…」
「だって。あなたとあなたの仲間は。勝つ為の準備をちゃんとしているの?」
「ハア?」
ファミレスでトラとあかねのイチャイチャを楽しもうとしていたコータ、サワ、その他のメンバーの表情が固まる。
「試験もスポーツも、事前の準備が勝敗を分ける。これは父の言葉なのだけれど。あなた方はその少ない人数でも勝つ為の準備をキチンとしているのかしら?」
「そ、それは…」
「私にはそうは思えない。何故なら練習が無い日にこんな無駄な時間を過ごして。もし本気で勝ちたいのなら他にすることがあるのじゃない?」
「な、何だよ。それ?」
「例えば。試合の相手はもう決まっているのよね?」
「お、おう。決まってるらしいぞ。四校でのリーグ戦だ」
「そう。それならその三校の偵察に何故行かないの?」
「んぐ… そ、それは…」
「本気で勝ちたいなら相手の情報が絶対必要よね。ましてやこちらは人数少ないのだし。人数を手分けしてスマホで動画撮影してそしてこのグループに流せばー あれ。何この音声オンって… あれ? え?」




