↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第2章
130/440

ゼロトップ 6


 一美が亜弓に頭を下げ、そして亜弓の顔を見る。


「せんせ。おにぎり」


「は…?」


「試合の時。おにぎり。作ってくよ。みんなの分」


「松本さん…」


「だから。試合の日。取りに来てよ。ウチの店に」


「あ… ありがとう… ございます」



 不意に一美の目に涙が浮かぶ。さっきまで理由なく睨まれていた一美は


「至らない点ばかりだと思います… 私、サッカーのルールも知らないし… でも… 頑張ります。この子達のために、頑張ります。何でもします。なので… 色々…」



 亜弓が一美をしっかりと抱きしめる。互いに身長が170センチ近くあり、それはなかなかの迫力だ。そんな二人が涙を流して抱き合っている。


 他の保護者は何事かと慄きつつも、温かい目でそれを見守っていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。