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CB 4
「あらー、トラちゃん。お店に連れで来るなんて珍しいー」
トラ、と言うのか、この男は。トラは中年女を一瞥し軽く頷く。
「おー、どーしたトラ、そんなシケたオッさん連れで。もっと羽振り良さそーなの連れて来いや!」
カウンターの中から、口調は最悪だが、透き通る様な綺麗な声が聴こえてくる。
もうすっかり酔いの覚めた目をその声に向けると、
こんな場末のスナックに…
ロングの茶髪は安っぽくも瑞々しく、顔はビックリする程小さい。切れ長の目と鼻筋の通った鼻梁が絶妙の位置関係にあり、意思の強そうな唇に真っ赤なルージュが良く似合っている。
背は170センチ近くはあるだろう、細身の身体に白のワンピースがピッタリと張り付いており、知らず健太はゴクリと唾を呑み込んでいる。




