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ゼロトップ 2
「ですが。私はサッカーを愛しています!」
健太は急に立ち上がり、胸を張って声を高める。
「先日、数十年ぶりにスパイクを履きボールを蹴り、私にとって仕事や家庭を失っても、サッカーだけは失いようのない、掛け替えのないものだと再確認しました。サッカーは世界中で愛されているスポーツです。老いも若きも、富める者もそうでない者も、皆が等しく楽しめるスポーツなのです。そんなサッカーの魅力を私は皆さんのお子さんに伝えたい。勿論、勝利には拘ります。しかしそれ以前にこの世界中で愛されているサッカーを好きになってもらいたい。皆さんは学生時代、何かスポーツに打ち込んだ事はありますか?」
全員が首を横に振る。一美は一人首を縦に振る。




