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トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第2章
109/440

レイオフ 2


「ま。いつか連れて来いよ。トラは照れまくるだろーな」


「あ。もう直ぐここに来ると思います、私を迎えに」


「アハハー。溺愛されてんなオマエ。永野サンは息子だっけ? 娘はいないんだよね?」


「うんそう。娘かあ。いいな。確かに」


「永野さん、目がエロいぞコラ!」



 時計を見ると八時過ぎだ。生徒の半分は帰宅し、残りはダラダラと過ごしている。もう直ぐ常連客が入ってくる時間だ。



「よーし、お前らそろそろお開きだ。そこの三人の女子をちゃんと送って行けよー」


「「「トラくーん、送ってー」」」


「ムーリー」


 トラが素っ気なく言い返し、後輩に向かい


「カヤノー、岡谷ー、オマエら責任持って送ってけー」


「「ウイース」」


 なんだかんだで、面倒見の良いトラなのである。



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