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レイオフ 2
「ま。いつか連れて来いよ。トラは照れまくるだろーな」
「あ。もう直ぐここに来ると思います、私を迎えに」
「アハハー。溺愛されてんなオマエ。永野サンは息子だっけ? 娘はいないんだよね?」
「うんそう。娘かあ。いいな。確かに」
「永野さん、目がエロいぞコラ!」
時計を見ると八時過ぎだ。生徒の半分は帰宅し、残りはダラダラと過ごしている。もう直ぐ常連客が入ってくる時間だ。
「よーし、お前らそろそろお開きだ。そこの三人の女子をちゃんと送って行けよー」
「「「トラくーん、送ってー」」」
「ムーリー」
トラが素っ気なく言い返し、後輩に向かい
「カヤノー、岡谷ー、オマエら責任持って送ってけー」
「「ウイース」」
なんだかんだで、面倒見の良いトラなのである。




