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復活の艦隊 太平洋戦記  作者: 柊遊馬


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107/109

第107話、MI作戦参加艦隊(日本軍)


 1942年6月4日、ミッドウェー島近海に進出していた日本海軍は、複数の艦隊に分かれていた。


 大まかに分類すると、第一機動部隊、ミッドウェー攻略部隊、主力部隊からなり、他に潜水戦隊からなる先遣部隊、アリューシャン方面に進出する北方部隊、さらに特破隊の偵察部隊であった。



※日本海軍


●第一機動部隊:指揮官、南雲 忠一中将


 ・空襲部隊:第一航空戦隊:空母「赤城」「加賀」

       第二航空戦隊:空母「飛龍」「蒼龍」

       第六航空戦隊:空母「翠鷹」「蒼鷹」「飛鶴」


 ・支援部隊:第八戦隊:重巡「利根」「筑摩」

       第三戦隊第二小隊:戦艦「霧島「榛名」


 ・警戒隊:第十戦隊:軽巡「長良」

  第10駆逐隊:「秋雲」「夕雲」「巻雲」「風雲」

  第17駆逐隊:「谷風」「浦風」「浜風」「磯風」

  第4駆逐隊 :「萩風」「舞風」「野分」「嵐」

  第51駆逐隊:「風月」「青月」「浜月」「白月」


 付属:防空巡洋艦「六角」「中津」


 第一補給隊:給油艦「旭東丸」「神国丸」「東邦丸」「日本丸」「国洋丸」

 第二補給隊:給兵艦「日朗丸」、給糧艦「豊光丸」、給油艦「第二共栄丸」



●ミッドウェー攻略部隊:指揮官:近藤 信竹中将


 ・本隊:第四戦隊第一小隊:重巡「愛宕」「鳥海」

     第五戦隊    :重巡「妙高」「羽黒」

     第三戦隊第一小隊:戦艦「金剛」「比叡」


  第四水雷戦隊:軽巡「由良」

  第2駆逐隊:「村雨」「夕立」「春雨」「五月雨」

  第9駆逐隊:「朝雲」「夏雲」「峯雲」


 付属:空母「瑞鳳」 駆逐艦「三日月」

 給油艦:「健洋丸」「玄洋丸」「佐多」「鶴見」


 ・護衛隊:第二水雷戦隊:軽巡「神通」

  第15駆逐隊:「黒潮」「親潮」

  第16駆逐隊:「初風」「雪風」「天津風」「時津風」

  第18駆逐隊:「霞」「霰」「陽炎」「不知火」


 哨戒艇:「第1号哨戒艇」「第2号哨戒艇」「第34号哨戒艇」

 輸送船:「清澄丸」「ぶらじる丸」「あるぜんちな丸」「第2東亜丸」「吾妻丸」

    :「北陸丸」「鹿野丸」「霧島丸」「南海丸」「慶洋丸」「五洲丸」

    :「明陽丸」「山福丸」

 給油艦:「あけぼの丸」



 ・支援隊:第七戦隊:重巡「熊野」「鈴谷」「三隈」「最上」

      第8駆逐隊:「朝潮」「荒潮」

  給油艦:「日栄丸」


 ・攻略隊航空隊:水上機母艦「千歳」「神川丸」

          駆逐艦:「早潮」

          哨戒艇:「第35哨戒艇」

          工作艦;「明石」

 ・補給隊:給兵艦「尾上丸」、給糧艦「北上丸」

      給油艦「康良丸」「海上丸」



 ●主力部隊:指揮官、山本 五十六大将


 ・主隊:本隊:第一戦隊:戦艦「大和」「長門」「陸奥」

 

    警戒隊:第三水雷戦隊:軽巡「川内」

     第11駆逐隊:「吹雪」「白雪」「初雪」「叢雲」

     第19駆逐隊:「磯波」「浦波」「敷波」「綾波」


  空母隊:空母「鳳翔」

  特務隊:水上機母艦「千代田」「日進」

  第一補給隊:給油艦「鳴戸」「東栄丸」 駆逐艦「有明」


 ・警戒部隊:本隊:第二戦隊:戦艦「伊勢」「日向」「山城」「扶桑」

       警戒隊:第九戦隊:軽巡「北上」「大井」

     第24駆逐隊:「海風」「江風」

     第27駆逐隊:「夕暮」「白露」「時雨」

     第20駆逐隊:「天霧」「朝霧」「夕霧」「白雲」


 ・第二補給隊:給油艦「さくらめんと丸」「東亜丸」 駆逐艦「山風」



 北方部隊、先遣部隊、特破隊を除いた艦隊は、以上であった。第一機動部隊に魔技研産の艦艇が追加された以外は、ほぼ連合艦隊の所属艦艇で構成される。


 まさに堂々たる大艦隊であった。ミッドウェー島を攻略するのに、少々大げさな戦力ではないかという声はある。


 実際、前衛を務める機動部隊では、『大和』以下戦艦部隊が後方にいるのは、意味がないのでは、と否定的な意見もあった。


 だが、山本長官の心中は、日本海軍の本気をアメリカにまざまざと見せつけることにある。


 米空母を全滅させ、内地の安全を確保すると同時に、アメリカに圧倒的な力の差を思い知らせる。戦いは航空の時代になりつつあるとはいえ、戦艦含む大艦隊の偉容は、海軍素人にもわかりやすい。


 のっぺりした空母よりも、デカい大砲を積んだ戦艦のほうが迫力はあるのだ。それらが大挙、はるばるハワイ近くにまで攻め込んできたとあれば、米国民の士気も大いに挫くことができる。


 要するに、ハッタリだ。賭け事好きな山本である。燃料など諸事情から短期決戦ですませたい日本としては、できれば節約したいがそれを米国に悟らせてはならない。こちらは蘭印の石油を得て、何年も戦えるぞとアピールする意味合いもあった。


 戦艦を失い、空母を失ったアメリカが、いかにその工業力で兵器を量産しようとも、それが就役したとしても日本はまだまだ戦える体力がある……。そう思わせられれば、長期戦を諦めて、早期講和に舵を切る可能性もあるのではないか。薄い期待ではあるが、やらずに後悔するより、やって後悔すべきであろう。山本はそう考えた。


 それに、日本がこうも決戦風味をきかせた大進攻を前に、応じないのはアメリカ人の精神に反するのではないかと思うのだ。挑戦されて、尻尾を巻いて逃げるなど、アメリカ国民は許さないに違いない。

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― 新着の感想 ―
キンメルさんならそれに応じたかも知れませんけど、ニミッツは潜水艦で耐える事も覚えている人なのですよねえ・・・。
ミッドウェーを目指す日本艦隊のまさに堂々たる布陣ですね! ただ、あの小さな島の攻略としては、確かに過剰戦力気味とも考えられますけど(苦笑) 山本五十六はアメリカ留学の経験もあるから、アメリカの工業力に…
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