第22話 ダンジョンの踊り場で・2 ~ ノボ ~
オレ、腹減った……。
今日18層目、クリアした。オレ、今、見張りしている。
まだ、朝5時。皆、ぐっすり眠ってる。
――……カチャカチャ…… スタ、スタ、スタ……
あれ? コニー、こんな朝早く、どこに行く?
コニーも、腹減ったのか?
オレ、こっそりつけてみる。
向かってる先、ダンジョンの奥、一人じゃ危険。
……
あ、なんか、強そうな鳥系モンスターの群れ、上から、襲ってきた。
「……フレア・レベル9……」
――ドッカーン!!
全部、ぶっ飛んだ。跡形、無い。
……
あ、知ってる。スマッシュゴブリン。オレ、あいつら、倒したこと、ある。
「……スリープ・レベル3……」
モンスター、眠らせた。どうして、倒さない?
……
あ、ここ、暗い。光る魔鉱石、少ない。
「……ブースト・レベル7……」
魔鉱石が、光、強めた。見通し、良くなった。
……
「……グロウ&ヘイスト・レベル6……」
あ、枯れた木に、実がなった。ダンジョンチェリー、美味しそう。
「グーッ!!」
チェリー見たら、お腹、鳴った。
コニー、気付く。その前に、オレ、戻ろう。
コニーに、オレの助け、不要。
……
もうすぐ、朝6時。オレ、ケイと、交代の時間。
――…… スタ、スタ、スタ……
コニー、戻ってきた。オレ、気付かないフリ。
コニー、こっち、気付いてない。寝袋に、戻る。
でも、唇に、人差し指、当ててる。なんだろう――




