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幼馴染みの彼女が僕を殺しにやってくる!  作者: ぱんだ祭り
「本物」のツインテール編wwwwwwwwwwwwww
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75/204

第75話「本物」の進撃の巨人wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 完全に覚醒し我を忘れた、いや沙織の奥底に眠っていた恐るべき「本物」が目を覚ました…

 ただでさえモデル体型で大きい沙織が、暗黒オーラをまるで「本物」の悪魔のような形に立ち上らせながら、ゆっくりと僕達の方へ歩み寄ってきた。

 僕達を見る病んだ目つきがいつも以上に「本物」の暴走モードに突入してる!!!!


 まずい!!まずいよ!!

 僕達人類は沙織の前に為す術がないということなの?!

 あれどうみても話し合いができる状態じゃないじゃん!!!!

 まさに進撃の巨人!!!!!!最初に巨人化したエレンみたいだよ!!!!!!

 殺される!!!殺されるよ!!!

 僕も天使さんもそれがわかってるのにどうすることもできない!!!!

 あああああっ!!!もう目の前!!!

 あと1歩!!!2歩!!!来たあああああああああああああああああああああああああっ!!!!!

「本物」の巨人が僕達を殺しにやってきたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!


「うひっひxhxひxひxひいいいいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこれうまそうだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwニャンパス?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織はそう言うと天使さんが僕にくれたお弁当に手を伸ばし、中に入っていた玉子焼きを手に取りパクっとおいしそうに食べた。


「おいwwwwツインテールwwwwwwwwwwwwwwwwwこれうまいなwwwwwwどうやって作ったんだ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 いつもの様子に戻った沙織は天使さんにそう尋ねた。

 天使さんはただ無表情で沙織を見上げていた。 


 ああ…沙織は天使さんが作ったお弁当がおいしそうだったから我を忘れていただけなんだね…

 全く紛らわしい…本当に僕も天使さんも殺されるかと思ったよ…

 

 結局、そのまま3人でお昼ご飯を食べることになった。

 沙織は学校の売店で買ったお弁当を食べながら、ずっと天使さんに「どうやってお弁当を作ったのか?」聞いていた。

 でも沙織の話を聞いていると、予想通りではあるんだけどご飯も炊いたことがないみたいだな…

 天使さんは最初沙織の問いかけにあまり反応していなかったんだけど、徐々に小さな声で必要最低限の返事をし始めた。

 

 沙織もめっちゃ人見知りするし、天使さんも他人と接触しないように見えるけど、なぜか始めから仲良くやれている。

 僕にはそれが不思議だった。

 沙織も戦争(デート)から無事帰還して、ちょっと大人になってきたのかもしれないな。

 あと、よくわからないんだけど、相性が良いのかもしれないね。

 

 その日の帰りのことだった。

 下校時間になり沙織が僕のクラスにやってきたので、当然僕と一緒に帰るのだろうと思っていた。

 ところが、今日はいつもと違っていた。


「差身wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww今日は1人で帰ってくれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwツインテールに用があるんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそしてまたツインテールも私に用があるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織は僕にそう言うと天使さんのところに行き何か話し始めた。

 天使さんは沙織の話を聞くと、すっと立ち上がり僕に向かって無表情で手を振った。

 沙織は天使さんの横でめっちゃ騒いでいる。

 2人は僕を置いてそのまま帰ってしまった。

 

 今まで見たことがない沙織の行動。

 それは沙織にとってとても良いことではあったんだけど、何となくとんでもない事件が起きる前触れにも思えた。

 まあ沙織が世の中に慣れて、ちゃんとした大人になるためにはこういうことは必要だってわかってるんだけどちょっと寂しい気もするな。

 

 あとから考えると、これが結局「本物」の事件の幕引きになったといっても良いのかもしれない。 

「本物」の「本物」による「本物」の事件の火種がくすぶり始めていた。 

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