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幼馴染みの彼女が僕を殺しにやってくる!  作者: ぱんだ祭り
「本物」の入学式編wwwwwwwwwwwwww
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72/204

第72話「本物」の打ち上げ 後編wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

「うっひひひひひxひいxhぃぃぃぃぃぃぃいいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwいつものカラオケ屋さんに到着wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織の体力からすると信じられない速度で鶴見川の土手を駆け抜け、鶴見川を越える橋を渡り、日産スタジアムの横を走り、新横浜にあるいつものカラオケ屋さんにたどりついた。


「のわあああああああああああああああああああああああああああっ!!!敵はどこだ?!リア充は?!リア充はどこ?!!!!!!!!!」


 佐藤さんも沙織より遅れて到着したんだけど、どっちかというと佐藤さんの方があからさまにおかしいんだよな…

 多分「本物」になりたての佐藤さんは、自分の中にある「本物」をまだ制御しきれていないんだろうね。

 もうツンデレ美少女だった佐藤さんの面影すら残ってないよ…

 

 というか、こいつら当たり前のようにおかしなテンションで銃を持ってカラオケ屋さんのビルの前で騒いでるんだけどさ、少しも自分達が現在進行形でヤバいことしてるって自覚がないみたいなんだけど!!!!

 どういうことよ!!!!警察も来る気配がないし!!!!

 

 ああ…でもこの2人は見た目がかわいいからギリギリ助かってるんだろうな…

 警察が捕まえなくても、ここまで来たら既に檻がついた窓のある施設に送り込まれてるよ…

 僕の経験上、キレイな女の子ほど「本物」率が高い。

 それは先祖代々速攻隔離しなくてはいけないレベルの「本物」なのに、見た目がキレイだから見逃されて来たからなんだろうな…

 沙織みたいに男からはチヤホヤされて、むしろ大事に扱われるからね。

 それが高まり過ぎると沙織のように「自然に湧き上がる。男を狂わせ沙織のためなら人すら殺しかねない状態にする魔法」を24時間発揮すると思うんだよな…


 僕は沙織から預かっているいつものカラオケ屋さんの会員カードを取り出すと、心が崩壊しないように真っ直ぐ前を見ながら、2人を引き連れカラオケ屋さんの受付に行った。

 沙織は頭は良いんだけど、すぐに物をなくす癖があるので、カラオケ屋さんの会員カードとかは僕が預かる係になっている。


 受付している間も銃を握りしめたまま2人は「わーっ!わーっ!」騒いでたんだけど、カラオケ屋さんの人達は特に何も注意することなく僕達をスルーしていた。

 カラオケ屋さんの人達も関わりたくないんだろうな…

 思いつきもしない「本物」の事件を起こす前にさっさと帰るのを祈ってるんだろうね…


 僕達は最上階にあるほぼ1フロワー分ある大きな部屋をいつも使っている。

 今日もその部屋を使うことにした。

 沙織がそこじゃないと駄々をこねるのだ。

 そして、帰りの会計の際「ありがとうございました」とだけ言われて、なぜかお金を払わずにカラオケ屋さんを出れるんだよな…


 いつもの部屋に入ると、沙織はなにかを頭の中で思い浮かべながら、病んだ恍惚とした表情でクルクルと回りだし、佐藤さんはオート25を構えながら部屋の隅々まで敵がいないかチェックし始めた。


「若菜ちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww敵は見つかったか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織はクルクル回りながら佐藤さんにそう言うと、佐藤さんは25オートを構えたまま沙織を見た。


「沙織!!!!この部屋は安全だよ!!!!この部屋は入り口が一箇所しかないから簡単に乗り込まれないようにバリケードを作ろう!」


 佐藤さんはギラついた「本物」の目つきで、部屋の中のテーブルやソファーで入り口扉を塞ぎ始めた。


「さすが若菜ちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww差身も手伝ってくれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 クルクル回り続ける沙織。

 ギラついた目でバリケード作りをする佐藤さん。

 目の前で巻き起こる「本物」の異常事態。

 それを冷静に受け止めている僕。


 沙織と一緒にいるとだんだん「あれ?これって狂ってる事件なのかな?」と、目の前で起こっている「本物」の異常事態が異常事態かどうか分からなくなってくる時があるんだけど、多分目の前で起きていることは軽めだけど「本物」の異常事態だよね?

 僕は佐藤さんが1人で重いものを動かし始めているので、沙織に言われるがままバリケード作りを手伝い始めた。


 そうか…沙織に友達ができるということは、今まで沙織が単独で「本物」の事件を起こしてただけなのに、沙織の周りで様々な「本物」の事件が同時進行で起きるってことなんだな…

 看護服の沙織が予言していたことが見えてきた気がする。

 考えると僕の心が崩壊するから、あんまり先のことは考えないようにしよう…


「広くなったが座る所がなくなったなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwあとドリンクが運ばれてこないwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織が病んだ笑みを浮かべながら部屋を見渡すと、佐藤さんがめっちゃギラついた「本物」の目つきで沙織に迫った。

 

「何言ってるの!沙織!歌ってる時にリア充が襲ってきたら大変だよ!あいつらはどんな汚い手を使うか分からないよ!」


「まあそうだがwwwwwwwwwwwwwwww若菜ちゃんも私と同じでリア充が嫌いでよかったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwあいつらは滅べば良いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww差身wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwなんか敷くものは持ってないのか?ニャンパス?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「ああ、あるよ。ちょっと待ってて」


 僕は腰にくくりつけてある看護服の沙織からもらった「無限のバック」に手を突っ込んだ。

 レジャー用のシートを入れておいたはずなんだけど…

 無限のバックに手を突っ込んでがさごそしてると、レジャーシートっぽいのを探り当てたので外に引っ張りだした。

 確かにこれはレジャーシート。

 僕は何となく部屋の隅にそれを敷くと、疲れているのか沙織はカラオケの端末を手に取るとすぐに座り込んだ。

 僕も沙織の向かいに座ったんだけど、物凄い殺気とともに黒い影が斬り込むように僕の真横に走りこんだ。

 それを僕は見下ろしたんだけど、佐藤さんが僕にガッシリと寄り添い掴まっていたのだった… 

 暗黒オーラを漂わせる佐藤さん。

 めっちゃ性欲に取り憑かれた「本物」の恍惚とした表情で、佐藤さんは高まる性欲を加速させていた。


「えええへへへっへっっひひ、あったかいよう…これは…これは…差身の体温が伝わる。沙織、先にいいだろ?なあ頼むよ!1回だけでいいんだ!!!先に頼むよ!!!もう我慢できない!!!!もう無理!!のわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」


 佐藤さん…今までそんな狂ったいやらしい声出したことありませんでしたよね…

 よだれを垂らしているように見えるのは気のせいですか?

 どうして僕の服を脱がせようとしてるの?!

 ちょっとやめてよ!!!!

 どうしても沙織も病んだ笑みを浮かべてるだけで止めに入らないの?!


「若菜ちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww初めてのセックスというものは大事なものなんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww自分を安売りしてはいけないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwもう少しみんなで溜めようwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 どういうわけかわからないんだけどイニシアティブを取っていると思われる沙織が余裕そうに病んだ笑みを浮かべた。


「のわああああああああああああああああああああああああっ!!のわああああああああああああああああああああああああああああっ!!!こんなに差身君が近くで!もうイケメン!イケメン!」 


 性欲が加速し過ぎておかしくなっている佐藤さんが、そう叫びながら自分の制服を脱ぎ始めた。


「あっ!wwwwwwwwwww若菜ちゃん!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww私も脱ぐwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織も制服を脱ぎながら僕を蹴倒すと、僕に馬乗りになった。

 そこへ佐藤さんも沙織の邪魔するように、僕の上にまたがるとまた制服を脱ぎ始めた。


「のわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!沙織より早く脱いで差身君とセックスするからね!!!!」


「なにを!!!若菜ちゃん!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww差身と最初にセックスするのは私と決まっているwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww負けるものかwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 おい!!!嫌だよ!!!!こんなところで襲われたくないよ!!!!

 入り口も封鎖されてるし誰も入ってこれないじゃん!!!!

 助けて!!!このままじゃ「本物」達に犯されてしまう!!!

 こんな目が性欲にまみれておかしくなってる人達とセックスしたくないんだけど!!!!

 ご先祖様ああああああああああああああああああっ!!!!

 助けてえええええええええええっ!!!!かみ様アアアああああああアアアああああアアアあああああアアアあっ!!!!!


 その時だった。部屋のデイスプレイが急に切り替わり、一瞬砂嵐が流れたかと思うと、そのへんにいる普通のおっさんが映しだされた。

 

「『本物』達…wwwwwwwwwwwwwww『本物』達よ…wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 部屋いっぱいに響き渡る声。

 その声を聞いて沙織はディスプレイを振り返ると、病んだキレイな瞳を輝かせ僕から飛び退きディスプレイに向かって手を振った。


「神だ!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwおーい神元気だったか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww新しい世界線で生まれ変わらせてくれてありがとうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww私はニャンパスの穴の中で全てを思い出したwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww もちろんこの記憶もだ http://ncode.syosetu.com/n3180cn/ wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 」


 沙織…おまえめっちゃ喜んでるけど神ってなんだよ…

 あれ?でも何度か見た記憶があるなあ…

 初めてではないぞ…どこで会ったのかなあ?

 それにしても沙織と神って言われている人の感じが似てるな。

 多分沙織と同じくらいに大変な「本物」なんだろうな…


「のわあああああああああああああああああああああっ!!!これが沙織が言ってた私達を作った神か!はじめまして!次も私の出番はたくさんあるのか?」


「いや…wwwwwwwwwwwwwwwwwww次は出番がない気がする…wwwwwwwwwwwwwwwwwwww若菜ちゃんを出して欲しいという声があれば検討するがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「のわああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!早めに出してくれ!!!私はまだまだリア充を撃ちたりないんだ!!!!!!!」


「神よwwwwwwwwwwwwwwwwww私もリア充を殲滅したいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「わかったわかったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww次は『本物』のツインテール編になるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwまたひどい事件が連続するから楽しみにしていてくれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwあとここで差身君とセックスすると色んな意味でまずいからそろそろヤメるようにwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「えー、今日はセックスはなしかあ…」


「わかりましたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwセックスはしませんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「じゃあ帰るぞ…wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww『本物』のツインテール編は1月1日の夜あたりにアップするwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwではwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 そうディスプレイに映し出されたおっさんが軽く手を上げると画面が切り替わり元の状態に戻った。


 制服を半分以上脱いだ沙織がディスプレイに手を振ると僕に近寄ってきた。


「差身wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww最後に一言締めてくれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織が病んで笑みを浮かべながら僕にせっつく。


「じゃあ『本物』のツインテール編!カミングスーン!多分お正月に!」


 僕がとりあえずそう言うと、めっちゃ制服が脱げてる沙織と佐藤さんが拍手しながら笑っていた。

 グダグダながらも次回に続くのであった!


「本物」の入学式編完結

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