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幼馴染みの彼女が僕を殺しにやってくる!  作者: ぱんだ祭り
「本物」の入学式編wwwwwwwwwwwwww
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71/204

第71話「本物」の打ち上げ 前編wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 陽射しも低くなり始めた下校時間。

 学校を出た僕達3人は鶴見川沿いの道を歩いていた。

 僕達は太田道灌軍が陣を構えてきた山から降りてきて、僕達を襲うために駆け抜けたその道を歩いているのだ。

 いやあ、何だか感慨深いな。

 まあ、このあたりをRPG(リア充パーフェクト殺し)で破壊した思い出もあるんだけどね…

 初めて武器を手にし撃ってしまった…軽いトラウマ…

 多分いっぱい死んだんだよな…

 人を…人を殺しちゃったよ…

 あああああああああああっ!!!!!なんだか狂いそうになってきた!!!!狂いそうになってきたあああああっ!!!!!!


「若菜ちゃんはあれから何やってたんだ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww昨日は学校に来なかったじゃないかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織が病んだ笑みを浮かべながらそう言うと、かなり神経質な感じで周囲を警戒しながら歩いていた佐藤さんがギロリと沙織を見上げた。

 あーあ、佐藤さん、戦争(デート)の後遺症がめっちゃ出てるな…

 目が完全に「本物」の目になっちゃってるよ…

 佐藤さん!!!ここは戦争(デート)した場所と同じだけど、今はどこにも敵なんかいないから!!!

 そんなに意識しなくても誰も襲ってこないし!!!!

 様子がどう見てもおかしいんですけど、そろそろこっちの世界に戻ってきても良いと思うよ!!!!


「あれから別れたあと出口を見つけて外に出たよ。でも疲れて沙織が作った地下室で寝てたんだ。久しぶりによく眠れたよ。帰ったらお母さんに怒られた。家出したと思われたみたい」


「ああそうなのかwwwwwwwwwwwwwwwww多分若菜ちゃんと我々は秘密基地で入れ違いになったんだろうなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww若菜ちゃんが起きて帰ったあとに私と差身が入ったwwwwwwwwwwwwwwwwwwだんだん状況が飲み込めてきたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこれはこうなる運命だったんだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「あそこはなかなか安心して眠れたよ。沙織の手下の外国人の人達がたくさん見張りをしてたから襲われても平気だったし」


「若菜ちゃんもわかってきたなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwあの秘密基地は隠れるにはもってこいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww学校は丈夫に作ってあるから大災害が来ても心配しなくて良いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそしてコブ達は強いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


「でも沙織は学校壊したじゃん。あれはどうやったの?」


「ああwwwwwwwwwwwwwwwwwwあれは学校の構造上いくつかの柱をぶっ壊せば倒れるんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww差身を襲う時のような爆弾だと何個あっても足りないし普通に柱に設置してもあそこまで壊れないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwだから…wwwwwwwwwwwwwwww」


 消される!!!!!僕達の存在が消される!!!!

 沙織がさらっと「本物」の学校を崩壊させた方法を説明しようとした時、僕の「死亡フラグ回避センサー」が唸りを上げて作動した!!!!


 僕は目を見開き息を切らしながら、沙織を後ろから羽交い締めにした。

 

 おまえ!!!!リアルで学校を破壊できる方法を言おうとしただろ!!!

 それを全部説明したら模倣犯が続出すると思わないの?!

 実際に実行してしまう「本物」が現れたら、僕達大変なことになっちゃうんじゃないのかなああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!


「ううおおおおわあああああああおおおおっぉぉぉっををお!!!!!!沙織!!!ヤメろ!!!!それ以上詳しく言ったら駄目だ!!!!!消される!!消される!!!!」


 蘇る学校が崩壊していく記憶、そしてこれから起こりそうな「本物」の事件!!!

 めっちゃ恐怖でいっぱいになってる僕を、沙織はあざ笑うかのように病んだ笑みを浮かべながら僕を振り返った。 


「もう差身はうるさいなwwwwwwwwwwwwwwwwww一体何に怯えてるんだ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwそんなに『リアルで学校を爆破する』話をするのがまずいのか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそれとも私を愛しすぎて頭がおかしくなってるのか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそのまま私のニャンパスにでも手を伸ばすつもりか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織がそう言うと、佐藤さんが怒ったような顔で僕に掴みかかってきて激しく僕を揺すり始めた。


「のわあああああああああああああああああああああっ!!!差身君!早く沙織を襲って!!!!次は私だよ!!!!沙織をまず襲わないと駄目なんだから!みんな待ってるんだよ!!!もうそのへんの草むらでいいから沙織を襲って!!!!」


 何そんなに興奮してわけわからないこと言い出しちゃってるの佐藤さん!!!!

 ずっとそれ言ってるけど順番って何?

 せっかく忘れてたのにまた思い出しちゃったじゃん!!!!

 みんな待ってるってどういうことよ?!

 何だか性欲が爆発しておかしくなってる沙織と同じに見えるんだけど!!!

 性欲が加速してめっちゃ焦ってるようにしかみえないんですけど!!!!!


「佐藤さん!!!何言ってるか全然わかんないんだけど順番って何?!襲う順番って何?!」


 僕は普段なら心の中だけで叫んでいることを、興奮しすぎて声に出して喚き散らしていた。

 沙織は僕が震えるのを楽しみにしてる。

 だからこうして僕が動揺している様子を見られてはいけないんだ。

 でもさすがにもう駄目だ!!!狂いそう!!くるりそうだよ!!ぐいlgdfyいづy6;づ6sづ6ぅ6sd6ld6gひpfg8おf8お:ふぃお:78お:f8お:f8お:!!!!


「まあまあ若菜ちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwまだその話はしては駄目だwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww我々の壮大な計画がダメになるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww差身よwwwwwwwwww今の話は忘れてくれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織が「本物」の大物振りを魅せつけるように、落ち着いた様子でそう言った。

 するとめっちゃ性欲が加速し荒ぶった様子で僕に掴みかかっていた佐藤さんも手を放した。


 おい…なに企んでるんだよ…もう忘れられないよ…

 刷り込まれたよ!!!!僕の繊細な心にお前達の恐ろしい陰謀が刷り込まれたよ!!!!

 何を計画しても構わないけど!!!!!やるなら僕が気がつかないようにやってくれないかなあああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!


「沙織…早くセックスしろ…みんな待ちきれなくなって勝手に襲うかもしれないぞ…」


 性欲の加速により目を爛々と輝かせる佐藤さん。

 ギラリとした目で「本物」の呪いをかけるような声でそう言った。 


 これからこんな「本物」の友達が増え続けたら、そのうち本当に僕は襲われるかもしれないな…

 沙織に友達なんかできたことないから、どんな友達ができるかわからないけど、佐藤さんは早くも沙織に精神汚染されてこんなになっちゃったしな…

 確かに、今後どんな「本物」が現れて襲われるかわからないから、僕も今まで以上に気をつけないとな…

 

 沙織は佐藤さんに特に返事はせず僕を振り払った。

 そして病んだ笑みを浮かべながら僕と佐藤さんに向き直ると、妙に改まった様子で咳払いをし声を出す準備をした。


「えーごほんごごほんwwwwwwwwwwwwwwwwwじゃあ一段落したし恒例の打ち上げに行こうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwいつもの新横浜のカラオケ屋さんにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww若菜ちゃんも行きませんか?wwwwwwwwwwwwwwwwwww相手の首にかみちゅけえええええええええええええええええええええええええええっ♪wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 何か最後の方で気分良さ気に歌った沙織。

 

 おい…ヤメろよ…それヤメろって言ってるんだよ…

 ギリギリだぞ…ギリギリ…

 それどこかで聞いたような気がするから止めた方がいいと思うんだけどな!!!!!


「うん、わかった!大丈夫だよ。沙織、歌がうまいのに歌詞が間違ってるよ?」


 めっちゃ乗り気な感じで佐藤さんは返事をしたんだけど、沙織の歌について首をひねった。


 そうだね佐藤さん…僕もそれ深夜に聞いたような気がするんだよ…

 でもさ…きっと沙織は自分で作った歌を歌っただけだと思うんだ…

 だから深夜のMXで流れていたなんてことは絶対ないと思うんだ!!!!

 あとあなたアニメは全く見ないはずなのに、どうして歌詞が間違ってるとか指摘してるのかな!!!!


「ゆうるゆりシャンハイ♪ゆうるゆりシャンハイ♪wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織は機嫌良さそうにその場でクルクル回りながら歌い始めた。

 もう間違いなくなんかの真似をしながら歌ってるんだろうけど、完全に自分の世界に入り込んでてて羨ましいよ!!!!!

 こっちはずっといつ存在を消されるかおどおどしてるっていうのにね!!!!!!


「差身wwwwwwwwwwwwwwwww何でそんなに怯えた表情でこっちを見てるんだ?wwwwwwwwwwwwwwwwwww私が何か法を犯すようなことでもしているというのか?ん?!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織が回るのをやめると、どこからかコンバットナイフを取り出し、僕の喉元に突きつけながら脅迫するように迫ってきた。


「いや…沙織…お前は自分で作った歌を歌ってるだけだ…そのまま続けてくれ…」


 駄目だ…何も言えない…言ったら完全に詰む…

 僕はただうなだれるしかなかった…


「そうだろうそうだろうwwwwwwwwwwwwwwwww私は何も悪いことをしていないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwまさに無敵の人wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwしかしどうして拉致られた件がゲッツされた件に変ってるんだ…wwwwwwwwwwあれはでえええええねぶうううう♪あるたああああああああああああああいる♪べがあああああああああああああああああああああああああああああ♪wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 もう駄目だ…収集がつかない…

 沙織が高らかに歌い上げていると佐藤さんは急にガタガタと震えだした。

 そして佐藤さんはかばんからオート25を取り出し構えた!


「沙織!!!撃つぞ!!!!もう撃つぞ!!!!!」


 佐藤さんはそう言うと鶴見川の土手に駆け上がり、めっちゃ25オートを撃ちまくり始めた!!!


「のわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!」


 ズバアアアン!!!ズバアアアアアアン!!!!と見えない敵に向かって撃ちまくる佐藤さん!!!

 すると沙織の目に黒い影がかかり凶悪な光を放ち始めた!!!!

 沙織はコンバットナイフをどこかへしまい、カバンからめっちゃ強力な短銃デザートイーグルを取り出すと佐藤さんに続いて鶴見川の土手に駆け上がった!!!!!


「ずるいぞ若菜ちゃん!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww我々は敵より高い位置にいるんだからこういう時はふせないといけない!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織は佐藤さんの横で素早く土手の上に伏せると、見えない敵に向かって発砲し始めた。

 佐藤さんもそれを見て頷くと沙織と一緒に伏せて見えない敵に向かって発砲し始めた。


 おい…ヤメろよ…みんなお前達が撃ちまくってるの見てるじゃん…

 捕まるよ…絶対に警察来るよ…

 というか君たち警察が来ても警察に歯向かって撃つつもりでしょ?!

 その前に誰と戦ってるの?!敵なんかいないじゃん!!!

 お前達!!!昨日の戦争(デート)の後遺症が大きすぎ!!!!!

 

 僕が土手に駆け上った時には、ある程度撃ちまくって沙織も佐藤さんも「本物」の目つきで見えない敵を睨みつけていた

 めっちゃ息を切らしながら、土手に伏せている2人。

 もうあれだね…性欲がこんがらがっておかしなことになってるね… 

 

 沙織はすっと立ち上がるとデザートイーグルの銃弾を装填し、上空に向かってデザートイーグルを撃ち鳴らした!!!


「おい!!!!!来てみろよ国家権力!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww我々は最強だ!!!!!!返り討ちにしてやるよ!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 その声に反応した佐藤さんも立ち上がりオート25に銃弾を装填すると、上空に向かって25オートを撃ち鳴らした。


「のわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!全員ぶっ殺してやる!!!!!!リア充ども殺してやるよ!!!!!!!!!!」


 佐藤さんの目にも黒い影がかかり凶悪な光を放つ!!!!!

 沙織は土手の上から見える新横浜プリンスペペを指差した!!!!!


「新横浜のいつものカラオケ屋さんに突撃!!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 沙織はめっちゃ「本物」の雄叫びを上げながらデザートイーグルを握りしめ、新横浜に向かって走り始めた!!!!


「のわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」


 佐藤さんも25オートを握りしめたまま沙織に続いて走り始めた。


 もうダメだ…もうお前達、1回捕まった方が良いよ!!!!

 僕には「本物」過ぎて手に負えないから!!!!!

 警察の皆さん!!!!相手は子供ですが甘く見ない方が良いですよ!!!!

 あいつらはあなた方よりも「実践」で銃弾を撃ちまくってる数が違いますから!!!!

 何人か殺されちゃうかもしれませんが、なんとかしてくださいね!!!!!

 港北警察署の警察官は全員新横浜に駆けつけてくれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ!!!!!!


 もう完全に止まらなくなった「本物」達。

 僕も2人の後を追い走った。

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