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幼馴染みの彼女が僕を殺しにやってくる!  作者: ぱんだ祭り
「本物」の入学式編wwwwwwwwwwwwww
39/204

第39話「本物」の24歳の沙織wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

「やっぱりそうかwwwwwwwwwwwwwwww差身wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwお前が佐藤若菜ちゃんごと殺されないように助けに来たぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 突然そう沙織の後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 それは何故か大人しか見れない動画に出てきそうなピンクの看護服を着ていて、ゆっくりと歩いてきたんだけど…

 今まで見た僕の沙織ではない沙織達とはちょっと違っていた。

 身のこなしから髪型まで僕の沙織と同じで、この声、あの一見キレイに見えるんだけど良く見るとおかしい病んだ笑い顔、世の中をディスるような「本物」のキレイな目つき、この沙織は僕の沙織そのままだった。

 

 看護服を着た沙織は僕達に近づくと、僕の沙織に「止めておけwwwwwwwwwwww」と言う感じで首を振りM3の銃口に軽く手を触れ地面に下げさせた。

 沙織はそれに反抗するかと思ったんだけど、素直に看護服の沙織の言うことを聞いた。


 あれ?看護服の沙織はめっちゃ沙織と似てるんだけど、僕の沙織より10センチくらい背が高いね。

 僕の沙織よりスラリとして表情は病んでいるが大人びた感じだ。

 この世の中をディスる感じはそっくりだ。

 でも看護服の沙織も僕の沙織と同じように思えるのは何故なんだ?


「だって差身はすぐに若菜ちゃんのことばかり贔屓するんだwwwwwwwwwwwwwwwwww私はチョコなどもらっていないwwwwwwwwwwwwwwwwwこの許すまじ行為は万死を持って償うべきwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそして差身に色目を使う若菜ちゃんも永遠のニャンパス地獄へwwwwwwwwwwwwwwwwwああああ!!!!始めからニャンパスしておけば良かった!!!!wwwwwwwwwwww」


 僕の沙織は不満そうに看護服の沙織に言うと、看護服の沙織は僕の沙織と同じように病んだ笑みを浮かべながら感慨深そうに何度も頷いた。  


「よく聞けwwwwwwwwwwwwもうすぐ最高の戦争(デート)が始まるというのに差身を殺してどうするんだwwwwwwwwwwwwwwwwww言っただろ?未来の差身も私から逃げることなんかできないってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwでもよく分かるぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwww昔から差身が自分より先に死んでしまった時のことを考えると夜も眠れないというのについ殺してしまいたくなるwwwwwwwwwwwwwwwwwwなんというニャンパスな乙女心wwwwwwwwwwwwwwwwなんという二律背反wwwwwwwwwwwwwwwww」


 看護婦の沙織が全てを知っているかのように僕の沙織に同調すると、僕の沙織は「良くわかってくれた」という感じで病んだ顔を輝かし何度も頷いた。


 というか、この沙織も未来で僕と僕の沙織が一緒にいるって言うんだな。

 しかし何がニャンパスな乙女心だよ。

 その乙女心のために数えきれないほど死にかけてるんですけど!!!!

 そもそも僕達がこんなところで「本物」の事件の真っ只中にいるのって、その乙女心が全て原因なんじゃないんですかね!!!

 それがなかったら、ここで佐藤さんにチョコをあげることもなかったんじゃないかな!!!


「その通りだwwwwwwwwwwwwwww殺してしまったら恐ろしい現実がやってくるのに差身を殺したくなるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwでも差身がいけないんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwww私という彼女がありながら他の女にも同じように優しくしてしまうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそんなことはあってはならないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww差身は私以外の女と関わってはいけないwwwwwwwwwwwwwwwww」


 僕の沙織が力強く持論を展開すると、看護服の沙織も病んだ笑みを浮かべながら相槌を打った。 


「そうだよく分かるぞwwwwwwwwwwwwwwwwだからこそ『あの計画』を成功させなければならないwwwwwwwwwwwwwwwwwww差身に満ちた『本物』の世界を我々の手で作り上げるのだwwwwwwwwwwwwwうひひひひひひひひxひxひxひっxひひいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 看護婦の沙織のキレイな瞳は瞳孔が開き凶悪な光を発していた。

 そしてマッドサイエンティストのような病んだ暗黒に満ちた顔で笑いかけると、僕の沙織も病んだ笑みを浮かべながら静かに暗黒オーラを漂わせ頷いた。


 おい…「あの計画」ってなんだ?

 お前たち、次元を超えてわけがわからないことし始めるつもりじゃないだろうな?

 何するかよくわからないんだけど、止めておいた方が良いと思うんだ…

 だいたいこうして歴史をメチャクチャにする作業を当たり前にやってるけど、お前たち自分達のことばかり考えてこの世の中がどうなろうと知ったことじゃないんでしょ?!

 歴史って簡単に変えたら駄目な気がするんだよね!!!!!!


「おい、お前たち姉妹なのか?さっきから似たのがウロウロしてるけど、全員親戚か何かなのか?」


 佐藤さんが僕の影からめっちゃ怪しんでる感じで沙織達に話しかけた。

 すると看護服の沙織が旧友にでも会ったかのような懐かしそうな顔で佐藤さんを見た。


「佐藤若菜ちゃんも久しぶりだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww私はお前たちと同じ世界線に生きる者wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwお前たちの世界線上の未来から来たwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 看護服の沙織がそう言うと、佐藤さんは全く理解できていないようでポカーンとした。

  

「世界線?????未来から来た?というか、ここってどこなの??」


 佐藤さんは僕から離れ2人の沙織の前に立つと、2人の沙織は同時に佐藤さんに向かって病んだ笑みを浮かべた。


「私は佐藤若菜ちゃんのクラスメイトである沙織と同じ人間なんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww私は今ここにいる15歳の沙織が24歳になった姿wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww私はお前たちのいた世界の9年先の未来から来たんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwちなみに佐藤若菜ちゃんとは高校出てからあんまり会わないけどSNS上では繋がっているぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


 看護服の沙織は佐藤さんにそう聞かれるのがわかっていたみたいにスラスラ答えたんだけど、やはり佐藤さんは何を言っているのかわかっていないようだった。


 ああ、そういうことか。

 今まで見た沙織は別の世界線の沙織。

 つまりは厳密にいうと全く違う世界というわけでもないんだけど、あれは別世界の沙織であって僕の沙織ではなかった。

 しかし今、眼の前にいる看護服の沙織は、僕の世界の未来からやってきた24歳の僕の沙織。

 通りで僕の沙織と同じ「本物」を感じるわけだ。


 9年未来からやっていきた沙織は大人びていたんだけど、話しを聞いていると僕の沙織と中身はあまり変わらない感じがした。

 その看護婦の沙織は病んだ笑みを浮かべながら、そっと僕に近づいてきたのであった。

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