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計画通り。

読んでくれた方々、有難う御座います!


そしてブックマーク登録してくれた方々、本当に有難う御座います!


自分が書いたものに興味を持って貰えるのは嬉しいし、執筆する意欲が高まります!



今回は少し短いですがお許しを(汗)




 木々の間から『アズッカ村』を凝視している盗賊達。


 俺はまだ[暗視]のスキルを持っていないが、何とか月明かりのおかげで周囲の盗賊たちの様子を見て取ることが出来た。


 そして分析が終了した盗賊達にそれとなく触れていく。


 俺に触れられた盗賊たちは先程まで見えていた視界が突然悪くなり、瞼をゴシゴシとこすって目を凝らすという動作を繰り返していた。


 初めは少しざわついた程度だったが今では殆どの盗賊が見えなくなったことに動揺がどんどん広がっていく。


 因みに俺に付いてきていた副頭領の腹心らしき大男(ホモ)はとてもしつこく怖かったので、一番初めに[暗視]を奪ってやった。


 触った瞬間に小さく裏声で、


「キャッ…!」


 とか聞こえた気がしたが、気持ち悪いのでその記憶は直ぐに消去(デリート)した。


 視界が悪くなっても月明かりのみで俺に付いてくる根性はなかなかのものだが、副頭領の命令というより単に俺の体が目当てなだけにしか思えない。


 盗賊たちの動揺が最大まで大きくなる前に俺は残りの幹部たちや、ゴンゴル、ゴルチの[暗視]も奪ってやった。


 ゴンゴルだはスキルを奪っても全く動揺していなかったので『さすがに頭領ってのは伊達じゃねぇな』と思ってたら…。


「スー…。スー…」


 居眠りしてやがった。


 起きている時にスキル使用の確認と分析も完了していたので、奪うのに特に問題はなかったが、頭領を筆頭にどこか溜息をつきたくなる盗賊団である。


 そして最後の一人。


 副頭領のゴルチは俺がそっと触ってスキルを奪った後には意外なことにかなり動揺していた。


 [暗視]のレベルが高い奴ほどスキルを奪われると見えていた時と見えなくなった時の差が激しいので、これは仕方のないことかもしれない。



 ゴルチは動揺を抑えられないまま、



「ライトファイア!」



 なんと開いた掌の2センチくらい上の空間に直径3センチほどの球体の炎が灯った。


 そして、それを見た俺は魔法らしきものを初めて見た感動でしばし動けずにいた…。


 そしてゴルチの頭上に現れる『分析完了』。


 俺は逸る気持ちを抑えながら、ゴルチに気付かれないようそっと触れて[火魔法(3)(レベル3)]を手にいれた。


 初めて魔法系のスキルを手に入れ興奮していたが、ゴルチに気付かれるのは不味いので静かに距離を取る。


 そして俺は口の端を吊り上げつぶやく。



「――計画通り――。」



 完全に嘘。


 偶々(たまたま)運よく奪えただけである。

本当に書きたいように書いてたら矛盾点やら分かり辛い表現があったりしたので、編集して読みやすいようにちょこちょこ直してます。すみません…orz


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