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草原に立つトランクス一丁の少年。

前回に続き、小説を書くのってとても難しいなーと思いながら執筆してます。

登録してくれた方がいてほっとしました。

執筆者の心は鉄ではなくうっすーいガラスで出来ているんです…。

 …草の匂いがする…。


 ゆっくりと目を開け身体を起こすと、目の前に広がるのは見渡す限りの草原。その向こうには壮大な山々がそびえ立つ。


 俺が以前読んでいた小説やプレイしたことのあるゲームでは初めからバトルが始まるようなものも珍しくない。異世界に到着し直ぐにモンスターに襲われることになるんじゃないかと内心ひやひやしている。


 謎の光が言っていた『モンスター』などは見渡す限りどうやらいないようだ。


 一先ずの危険が無さそうで俺は安堵した。そのまま立ち上がり後ろを振り返ってみると少し離れたところに木々が生い茂る森が見える。


 異世界に送られた直後、近辺に森がある状態に俺は途端に不安になった。・・・というのは俺の記憶にある小説などではモンスターに遭遇するフラグみたいなものだからだ。


「とにかくまずは気持ちを落ち着けて自分の状態を確かめよう」


 不安を掻き立てようとする自分の意識を変える為わざと声を出す。


「だけど…もらったスキルの使い方が分からない…どうすればいいのか全然分からんな…」


 謎の光は俺にスキルの使い方や具体的に何が出来るのかなど、何一つ説明してくれていなかったことを思い出す。…しばし頭を抱える。


「色々試してみるしかないか…」


 説明されてないのだから自分で色々試すほかできることは何も無い。仕方なく言葉に出して試してみることにした。


 まず必要なのは自分がどんな状態なのか確認すること、自分のステータスを知ることだろう。なぜかそれが当たり前だと思っている俺は小説などにけっこう毒されていたのかもしれない。



「ステータスオープン」



 何も起こらなかった。


 

 …心地よい草原の風が頬を優しくなでる。小鳥の綺麗なさえずりが俺の気恥ずかしい気持ちを洗い流してくれた…。


 気を取り直して次は自分の右手に視線を合わせ、


「鑑定」


 まさかそんな単純じゃないだろう…。それで確認できるなら苦労はないな、色々分かるまで時間が掛かりそうだ。なんて思っていたが俺の目の前に薄青色の半透明のウィンドウが出てきた…。


「安易だなぁ…」


 余りに簡単に鑑定ウィンドウが出てきたことについつい本音が漏れるが、ここで(つまず)かないで済んだことに若干ほっとしている自分もいる。


 まぁ…とにかくウィンドウを確認するのが先決だろう。



***************

***************

ハヤテ・ユウキ

レベル:1

種族:人間

体力:36/36

魔力:18/18

筋力:9

知力:26

器用:15

敏捷:12

ーーーーーーーーーー

特殊スキル

神眼シンガン(1)

***************

***************



 自分のステータスが高いのか低いのか良く分からない…。余り高くはないような気はするが…それよりも気になるのは特殊スキルの神眼だ。結局これは一体どんなスキルなのだろうと注視すると、新しいウィンドウが立ち上がり説明書きが見て取れた。



***************

***************

特殊スキル

神眼シンガン(1)

※様々ある魔眼系スキルの最上級スキル。自分に対して使用された魔眼系スキルは完全に無効化する。

 また自分以外が魔眼スキルにかけられてもその後で効果を解除することができる『魔眼解除』が使用可能。

※神眼で分析したスキルであればどんなスキルであれ相手から奪って自分のスキルとして使用可能となる。また同じスキルを奪うことによりそのスキルを強化していくことも可能。ただし同じ相手から同じスキルを奪うことは出来ない。

手順説明:相手がスキルを発動した瞬間から終わりまで直接視認する⇒視認が終わると自動で分析が開始され完了すると奪うことが可能となる⇒あとはスキル分析が完了した相手に直接触れることでスキルを自分のものにできる(スキルを奪った瞬間に相手はそのスキルを失う)。

※鑑定・アイテムボックス・異世界言語など初期同梱パックとして神眼に組み込まれている。

※神眼スキルの強弱は現在のスキルレベルと使用する本人の状態や感情の起伏などにより左右される。

***************

***************



 神眼半端ねぇ…。



 [鑑定]とか[アイテムボックス]とか[異世界言語]とかチート系主人公の鉄板初期スキルが入ってる。


 何よりスキルを奪うとか完全に反則チートだわ…俺だったらこんなスキル持ってる奴の側に近寄りたくないし友達にもなりたくない。


 人に知られたら命を狙われるか、俺のことを良いように利用しようとする奴が山のように現れるだろう…。


 神眼スキルの情報は誰にも話さず黙って墓まで持っていこう…そうしよう。


 そう言えば[アイテムボックス]には何か入っているんだろうか?


 気分を切り替える為にも今度は言葉を発さず心の中でアイテムボックスオープンとか唱えてみる。


 すると頭の中に[アイテムボックス]に入っている物のリストが表示される。これは新感覚だ…。


 中に入っていたのは『麻のシャツ』『麻のズボン』『皮の靴』『干し肉×3個』『水入り皮袋』『銀貨×5枚』『木刀』らしい。


 てか木刀って…。武器なのか?太い木の棒とか持つのと変わらないレベルじゃないの??


 テンションが下がることこの上ないが、某有名ゲームでも初期武器が○○○の棒とかもあったはずだ。


 棒よりはまだ木刀の方がマシだと自分に言い聞かせてテンションを上げ、麻のシャツを着て麻のズボンを穿き皮の靴を履く。

 

 今さらだが俺は目覚めてからずっとトランクス一丁という、裸に近い恰好で草原に立っていたのだ。何となくだが服を着たことにより気分が落ち着いてきた気がする。


 地球の草原で下着一丁なんてどこかの部族の人か変態くらいしかいないだろう…とか考えた思考は綺麗さっぱりスルーする。


 やはり人間に必要なのは衣食住と言われるように。服を着ることは人間にとってとても大切なことなんだなとしみじみ思った。


 そして最後に木刀を手に持ったまさにその時だった。


 森のほうから気配というか何かが聞こえてきた。後ろを振り返り森のほうを見てみると…。

年末のお笑い番組見ながら執筆してたら書くのに時間が掛かってしまいました。


さて、次回はついに初戦闘が!………あるよね?

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