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Rosalie: A Human History

作者:田中
 ──科学は、信仰よりも多くの祈りを捧げ、そしてより多くの墓を築いた。

 二一世紀、人類は「ロザリー」と呼ばれる未知の生命体を発見する。
 それは人類が失いかけていた“生物としての限界”を超える存在だった。
 最初の観測者、アメリカの研究者スコット博士と助手であり娘のリサは、ロザリーを「人類史をやり直す鍵」として記録するが、彼の理論は異端とされ、博士自身も歴史の闇に消える。

 ──数年後。
 カナダとアメリカの共同調査チームが、スペリオル湖畔で“ROZALIE-01”作戦を開始する。
 彼らはスコットの研究を再解析し、失われた記録を追ううちに、人類が辿ってきた進化の道が“誤り”だったことを知る。

 それは神話でも、陰謀でもない。
 ロザリーは、人間そのものの「進化の墓碑」だったのだ。

 文明と滅亡、信仰と科学、祈りと暴力。
 そして“人間”という種の定義を問う、最後の歴史学的記録──。


※Mediumからの移植
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