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転生賢者はひきこもる  作者: 春市
二章 地霊編

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第二十八話 地霊戦 ⑤

 何はともあれこれで対地霊のための魔法は用意できた。ウォータージェットをあのカメ野郎に叩き込んでやる。

 全力の魔力で脳天をひと突きだ。


 しかしまだ不安材料がないわけではない。そもそも軍が地霊を減速させるだの言っていたけど、どうやってあんな山一つある化け物を止めるんだろう...?


 「軍としてはまずでかい鎖を石弓で打ち込んで、それを馬で引っ張る...らしい。」

 

 うそん。そんな脳筋もここに極まれりってカンジのやり方なの?

 もうちょいこう...スマートなやり方がありそうなもんだけど...

 まあ足止めしてくれるだけありがたいよな...とも考えつつ、ひとまず地霊が接近するのを待つ。


 「あとどれくらいですかね?」


 「そうさな...一時間ないかってとこだろう」


 「勝てますかね?」


 「勝ち負けじゃない。やらなきゃならん。それだけさ、軍人の存在意義は。」


 「なるほど...」


 なかなか少年マンガの主人公みたいな勝っちょイイこと言ってくれるじゃん。

 さて...実験でそこそこ魔力を消費したはずではあるが...まだ体に異常はない。

 あの鑑定士が言っていたように私の魔力はあの森に引きこもっていたおかげで相当増えていると見て間違いなさそうだ。

 魔法師たちは地霊という規格外の恐怖から逃れようとするために私の魔法に安心感を抱こうとしているが、まだ本当に地霊に効くのかはわからない。


 (二の矢を用意した方がいいな...)


 もちろん最初から全力でいかせてもらう。しかし予備策のために余力を残してそれで地霊を倒せなければ本末転倒というものだろう。

 ...いかんともしがたい。


 魔力を他人からもらえる魔法があればな...便利だったろうに。

 『荒ぶる森』で読んだ教本には他人への魔力の受け渡しは研究途中ではあるが不可能とされていたと記憶している。


 まあ、いいか。

 そんな心配ばかりしていても仕方ない


 今は待つ。それだけだね。



明日は長めになりそうです。

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