表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生賢者はひきこもる  作者: 春市
第一章 森林編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/36

番外編 「王都にて」

 シエラ王国王都シエル。

 その中心にそびえ立つ城。

 そしてその周りを鎮護するように配置された貴族街。その館の一つ。

 窓際に一人の男の姿があった。


 「ダニー、甲冑の用意をしておいてくれ。」

 ダニーと呼ばれた使用人がうやうやしく礼をしながら答える。


 「出発になるのですか...」

 「ああ、王命だ。明日、朝一番に出る。」

 「「荒ぶる森」ですか...わざわざあなた様が行かれることもないでしょうに...」


 ため息をつく仕草をする。


 「仕方あるまい。雪が降る前には行かねばならん。王はもう永くない...あの方には、まだまだ...せめて皇太子殿下が一人前になるまでは...生きて頂かなければ。」


 シエラ王国では十年前に皇太子の座を巡る内乱があった。王はそのときの心労が今になって現れたらしい。


 「しかし...聖杯ですか...そのような嘘臭いシロモノ...実在するのでしょうか」


 「ダニー。真の騎士とは、(あるじ)に絶対の忠誠を誓う者だ。」


 あるかないかじゃないんだよ、と言った。

 

 「レイス、タイル、クリィ、セルタンを呼んでおいてくれ。」

 四人は男の最も信頼する騎士だ。

 

 「それと...十日分の食糧と水を...六人前頼む。」

 六人?

 「()()()にございますか?」


 「ああ、今回の調査には、サードル侯も参加されるらしい。」

  ダニーは眉をしかめる。

 「あの方ですか。お止めなさい、あの方と関わるとロクなことになりません。」


 まあまあ...


 「堪えねばならんのだよ...それに、あの人は奇人としか言い表せないが...優秀な魔法師であることに変わりない...」


 燃え盛るような赤い髪色。

 筋骨隆々の肉体。

 今年で45を迎えるにも関わらず、闘志にみなぎった瞳。

 

 彼こそがシエラ王国の誇る稀代の勇将。

  「赤獅子」

 

  エドゥアルド=デアフリンガー



 「それと...ダニー!シュピースに誕生日のプレゼントは届いたか!?」


 「はい、確かに。」


 「にしても、訓練用の木刀か!!」

 「あの子は将来、私すら超える名将になってくれるはずだ!!」


 「ああ、楽しみだなぁ。シュピースの喜ぶ顔が見られるのなら、私は喜んで死地にでも、飛び込もう!」


 「それは...お止めください...」


 彼こそが、シエラ王国で最も笑いの種にされる男。


 「親バカ」


 エドゥアルド=デアフリンガー



この続きが読みたい!!

応援します!!

そのような方は、

[☆☆☆☆☆]を

[★★★★★]にしてくれると、

励みになります!!!!!!!!

命賭けてます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あとよかったら、感想をどうぞ!!!!!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ