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ゼウスの日常

ゼウス神の話。 期待はしないで気軽に見てくれると嬉しいです。

古代ギリシャ。

と言えば神話好きには堪らない程に興味を楚々られる国だと思う。


何故か? 簡単である。

世界太古の神話であるギリシャ神話があるからである。

しかしギリシャ神話とは三つの単語で現せば、謂わば“ガチホモ” “ガチ変態” “ガチ女タラシ”の巣窟である。



この物語はそんなギリシャ神話の主神、ゼウス神の日常の一齣を楽しむ話である。




◇◇◇





やぁ、僕はゼウス。 とある全能神さ。


とは言っても、僕には最近悩みがあるんだ。 それはーーーーー僕の妻達。 怖すぎる。



「おいおい聞いてんのか? ゼウス。」

「ああ聞いてるさ。 ネプ兄。」


僕に話しかけて来たのは黄金の槍を持つ野生的な男だ。

この男の名はネプチューンで、僕の兄さんに当たる人で僕はネプ兄と呼んでいる。


あ、因みに地域によって海王(ポセイドン)とか色々呼ばれ方は変わるらしい。

それと余談だが、ネプ兄は僕に負けず劣らずの女好きだ。


「おいおい、また女泣かせたのか? 全く相変わらずのタラシだな。」

「いやいや、ネプ兄こそ女泣かせだろ? オケアノスちゃん。 泣いてたよ?」


う〜ん。 ネプ兄は僕が言うのも難だけど結構女泣かせだと思うんだ。

というか、ネプ兄の所為でメデューサがあんなにグレたんだけどね・・・・・・。


「喧しい! だいたいなぁ、お前よりは女泣かせじゃねえんだよ。 実姉と子供孕んだ挙句に実姉泣かせたお前よりはマシなんだよ!!」

「いやいや、子供が年中反抗期のネプ兄には言われたく無いよ! オリオンとか調子乗った挙句にサソリ相手に自爆したよね?」

「まあまあ、どっちもどっちじゃないですか。」

「「うるさい!! ショタコンのお前に言われたく無い!!」」

「なぬっ!?」


僕とネプ兄の間に入って来た金髪の青年に向かって僕とネプ兄は叫んだ。

コイツの名前は太陽の神、アポロ。 生粋のショタコンで毎晩年端もいかぬ少年達と禁断の夜を過ごしている変態だ。


「良いでは無いですかショタ!! ショタこそは神類の持ち入りし太古からの知恵ですよ!!」


いや、大袈裟すぎるだろ・・・・・。

何故そこまでショタを過大評価する?


「というかですね。 人類なんて所詮は我々神より下々の部類であるからして、人類など全てショタに成れば良いのですよ! そうだそうしよう。 人類を全てショタに仕上げ、私のだけの帝国を!!」


ダメだコイツ。 早く何とかしないと。


「はっ!? そうとなっては下界に行かなくては!! 私はもう我慢できないぞ!!」


そう言って物凄いスピードで走って行くアポロ。 下界のみんな。 逃げて!!


僕の祈りも虚しくアポロは何処かへ消えて行くのであった。

・・・・・・・大丈夫だよね。 たぶん。


「あっ、エウロパとの約束忘れてた!?」


僕のその言葉を聞いてネプ兄が呆れた様な顔になる。

が、僕はそんな事など気にせず最悪の事態の事を考えて頭を抱えた。


「ヤバイヤバイ。 もし集合時間に遅れたら彼女の猟犬であるラエラプスに噛み殺される!! もしくは彼女の持ってる鉄人マジンガー改め、巨人に潰される!!」


因みにエウロパとは僕の奥さんの一人で、星猟犬と言われるラエラプスや鉄人マジンガー、改め、青銅巨人を下辺に従える人だ。


「わぁーっ!! じゃあねネプ兄!! 急用が出来たから!! また会おう!!」


早急に別れを告げ、僕は空に向かって走る。


「まあそれは構わねぇが・・・・・。 如何する気だ?」

「鷹に変身して行く!! 」


それだけ言うと僕は大急ぎで空を滑空した。











◇◇◇






「残り10秒!! 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1 「はい間に合った!!」」


はぁはぁ、正直ギリギリだった。

ぞくに言う滑り込みセーフという奴だ。


「・・・・・チッ! 早かったねゼウス。」

「今の舌打ちが物凄く気になるけど・・・・。 僕は何時でも君の味方だよ? エウロパ。」


若干冷や汗をかきつつも、僕はエウロパに言う。

別に嘘をついているわけでは無い。


「・・・・全く、私以外にも女はいる癖に・・・・。」


と言いながらも赤面しているのが僕の奥さんで合法巨乳ロリという驚異のスペックを持つエウロパさんだ。 その髪は綺麗な緑のロングヘアで、瞳の色はルビーのような赤色だ。


と、エウロパの紹介をしているうちに僕は気付くと彼女に手を引っ張られていた。


「今日は他の女も居ないし、楽しもうね!! ゼウス!!」


そう言って満面の笑みで笑う彼女に、反論など出来なかった。

まあ彼女に一日中引っ張られるのも良いかもしれない。


僕はそう思いながら僕はエウロパに手を引っ張られるのであった。














◇◇◇



色々な場所を回った。

途中コッチにチョッカイを掛けて来た魔獣やら怪物やらをエウロパが倒したり、同じくチョッカイを掛けて来た盗賊やらをエウロパが倒したりと、中々疲れる一日だった。


そして現在、僕達は宿に来ている。

因みに時刻は深夜だ。


一応言っておこう。

これからする事において、画面の前の読者様の思っている事は何も間違っていないとだけ言っておこう。


まあ僕、ゼウスだしね!!


「じゃあゼウス。 お楽しみだね。」

「・・・・・・あぁ、うん。」


返事をした瞬間、僕は押し倒された。

まあ此処から何があったのかは、ご想像にお任せしよう。







ううむ、感想とかくれると嬉しいです。

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