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悪魔の館へようこそ  作者: 気まぐれメイ


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自分の好きを貫いている人の話

「こんにちはー」

本日のお客様は、髪が派手に染められていて、

服装がまるでお人形さんの衣装のよう。


「こんにちは。

本日は、どうなさいました?」

尋ねると、お客様は目をキラキラさせながら、

仕草できゃぴきゃぴさせながら話を始めた。


このお客様は、単に自分の好きに忠実に生きているだけで、

誰にも迷惑なんて、一つもかけていないのに、

周囲からは冷えた視線で見られて、

嫌気がさしてしまうのだと。


「小さい子たちは、

『お姉さん、可愛いねー!』って言ってくれるのよ。

なのに、その周りにいる大人たちは

『話しかけちゃ駄目!』とか、『ほら、早くいくよ!』

なんて言って、逃げるように去って行っちゃうのよ。」


まあ、無理もないわ。

この世の中には、暗黙の了解みたいなものや、

大人はこうあるべきだ、とかいう型みたいなものが、

たくさん存在してしまっていて、

そこから外れてしまっている人というのは、

白い目で見られてしまったりするのよね。

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