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 リファーちゃんは苦しそうなミレナパウスさんにまずは近づこうとした。一緒に二人はサンクチュアリの空間に入ったわけだけど、サンクチュアリはミレナパウスさんを選んでリファーちゃんの事は選んでない。だからこそ、二人には距離が開いてた。

 ミレナパウスさんの事はここのサンクチュアリがめっちゃ気にいってるからその距離はまさに至近距離まで簡単に招き入れてた。でもリファーちゃんには興味ないんだろう。だから近くに来ることを許してなかったというか? 拒絶してたといってもいい。それは今や解けたかの? というと、そんなことはない。寧ろ今はサンクチュアリがリファーちゃんの中に入っていってる最中である。その膨大なエネルギーの波動がミレナパウスさんを中心に巻き起こってるわけで……簡単に近づくことは難しい。

 

 ただ外側から操るだけなら、ミレナパウスさんは結構簡単に、それこそ余裕そうにやってた。それはなぜか? それはきっと彼女の考えをサンクチュアリが不都合なく受け取れることができたから……なんだと思う。そもそもかなりここのサンクチュアリはミレナパウスさんに好意的だ。

 『好き』――とか公言してるし。だからこそ、きっとなんの抵抗もなくサンクチュアリはミレナパウスさんを受け入れてた。けど今のミレナパウスさんはとても苦しそうだ。けどそれはそうだよね。なにせミレナパウスさんは生身だ。その体には許容量ってものがある。

 人によってはそれこそなんでそんな大量の力が宿ってるの? というやつが現れたりする。まあそれは実はサンクチュアリに選ばれた人だったとかあると思うけど……そうじゃなくても、規格外の力を宿したバグのような奴ってのは世界にいたりする。


 そういうのはずっとその巨大といえる力……に慣らしてるといえる。肉体をね。でもミレナパウスさんはここでいきなりサンクチュアリが入ってきてる。だからこそ苦しい。無茶やってる。まあけど頑張れば……


(いけるか?)

 

 なにせミレナパウスさんの体はもともとかなり頑丈だしね。世界が世界だっただけにミレナパウスさんの体は標準でかなりスペック的には高い。まあでも苦しいのはしょうがないと思う。私はなんとかサポートしようと思ってたんだけど、リファーちゃんがやるというのなら、私は下手に手を出すのはやめた方がいいだろう。だって私の力とリファーちゃんの力がコンフリクトしても困るし? だからまずはリファーちゃんにやってもらう。もしかしたら私の考えつかないような? そんなやり方をリファーちゃんならやるかもしれないしね。

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