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 リファーちゃんがなにかしようとしてる間に、ミレナパウスさんはマーブル模様の球体からそのエネルギーを沢山取り出してるというか? 自身の周囲にそれを流してる。そしてそれはミレナパウスさん自身に流れ込んでるようにみえる。

 私の……とはいうまい。別にミレナパウスさんがサンクチュアリに認められたっていいんだしね。上下関係でいうと? 私がミレナパウスさんより上だし? ミレナパウスさんがサンクチュアリを得たら、それを献上して貰えばいいだけだ。勿論根こそぎ奪うなんてそんな理不尽な事はしないよ。

 それにこの世界分のエネルギーを使う許可を私はミレナパウスさんに与えよう。それならサンクチュアリのエネルギーを私に献上したってプラマイゼロだからね。私は一方的な搾取なんて事はしない。

 あくまでも平等な取引……それを心がけてるからね。いくら上下があるといっても不平等はいかんよ。そんなのは不満になってしまう。それをすぐに言ってくれるような人なら、最悪な形になる前にどうにか出来るかもしれない。

 でもミレナパウスさんって絶対にそうじゃないじゃん? 静かに離れるタイプだよね。彼女が見限ったらもう絶対に戻る事はない……みたいなさ……それじゃん。

 だからそんなことが起こらないようにしないといけない。人間関係は大切だよね。そもそもが私たちは少ないのだ。一人離脱したしね。 それにこの人数でギスギスなんてしてたら……胃が痛くてたまらないよ。

 まあ私に胃があるのかはしらないが……なにせ食事なんてしないし? でも栄養素は入れられてるみたいだし、多分臓器的な物はあると思う。胸に手を当てると――トクントクン――という音はわかるからね。これは心臓の鼓動だろう。


 ミレナパウスさんはサンクチュアリに受け入れられてる。そしてその力を得てるとみていい。それを羨ましいと思ってるリファーちゃんはどうするのか? 

 まあ実際羨ましいというか? あのキラキラした演出を自分もしたいって感じだと思う。力を奪おう……とかはリファーちゃんは考えてないだろう。

 なにせそういう子じゃないしね。でもそれも……ね。リファーちゃんの力ははっきりいって最強格の力だ。それは間違い無い。時空間を操るなんて、どんなマンガやゲームでも絶対に強キャラがもってる力だ。

 けど今はそれをどう使うの? って感じ。まあピーキーではあるしね。そう思ってるとなんかリファーちゃんが両目をその両手でくわっと無理矢理開けて、その視線はミレナパウスさんへと向いてた。

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