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「ここは……」
「きれーだね!」
ミレナパウスさんは息をのむ。そしてリファーちゃんは無邪気にその場所に対して楽しそうにしてた。そこは確かにサンクチュアリのある場所のはずだ。私も一機のドローンをその場に送り込んでてその光景を共有してる。
『かなりのエネルギー濃度ですね。二人は大丈夫ですか?』
私はそんなことを二人に尋ねる。なにせここはサンクチュアリの中枢とかそんな風に言える場所だ。最もサンクチュアリに近い場所といってもいい。だからこそ、サンクチュアリから放たれてるエネルギーがここには大量に滞留してる。はっきりいったら、ここにいるだけで普通の生物とかなら、その濃すぎるエネルギーに充てられると思う。
それで吐いたり、体調悪くなったりするだろう。でも二人は――「全然平気!」「はい事前にその対策はしてました」――といった。対策をしてたのなら、確かに問題ないか。でも二人ともいつの間に……私が教えてあげるべきだったんだよね。でもごめん。忘れてた。だって私関係ないし……でもどうやら二人はちゃんとそのリスクを考えてみたいだ。偉い偉い。私がその場にいたら「よしよし」と頭をなでてあげたいくらいである。
ドローンでそれをやる? でもドローンだとぬくもりがないからね……やっぱやめとこう。なので私は言葉でほめることにした。
『よくできました』
これを言うことによって私はそれを伝え忘れてたわけじゃないんですよ、実は二人がそれに気づくかってことを見てたんですよ――という言い訳になる。
「やはりそうだったんですね。私たちの事、常に気にかけてくださってありがとうございます」
「ええー実は忘れてただけなんじゃないのーー?」
ミレナパウスさんが思った通りの解釈をしてくれたのに、リファーちゃんがその天然さというか? 無邪気さゆえに私の本心をついてくる。でもそこはミレナパウスさんが「そんなことないでしょう」といってたしなめてくれてる。
うむ、ここはそれ以上つっこれまれても困るし、目的の物に意識を持っていこう。
『見えてきましたよ』
私はそう伝える。すると二人もこの空間にあるものに気づいた。そう、サンクチュアリそのものだ。




