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 どうしてそんなことが起きたかの? 理由は単純明快だった。それは多分泉の街の住人が増えたからだ。いうなれば人口増加がそもそもの泉の生態系のバランスを壊した……ということだろう。

 泉の街の住民ってざっと数えた感じ1万人くらいだった。文明が育ってる記憶がある身からすると、そんなに多いとは言えない。

 まああの過酷な世界だったミレナパウスさんの世界の大半の街よりは多いと思う。でも決して多いとは言えない数ではある。ならばなんでそのくらいで? となる。

 けど忘れちゃいけないのはここが水の中で泉なのだということだ。これが海なら……それこそ亀の背中じゃなく、大海原だったら、そんな人口で生態系のバランスがくずれるなんてことはなかっただろう。それか海くらい広い、いや海のように見えるくらいの巨大な泉なら、もっと余裕はあったとおもう。

 それこそ対岸が見えないような広さの湖ってあるしね。じゃあここはどうか? というと対岸はちゃんと見える。そもそも泉って湖よりも小さいからこそ使う言葉だし? まあこの街にはちゃんと正式名称がちゃんとある。私が勝手に「泉の街」と呼んでるだけである。

 だって最初に見た時にここは泉だなって判断して、その泉の中にある街だったから「泉の街」と呼んでるだけだからね。つまりはそんなにひろいわけじゃない。

 いや地上から見たほど、狭くはないけどね。ほら瓢箪とか入口は狭いが中は広くなってるじゃん? この泉もそういう構造ではある。表面から見える部分よりもかなり広くはある。水深だってあるしね。

 でもそれでも……なんだろう。それでもおおくなりすぎた。この泉に1万人? 1万魚? いやでも魚で考えると、1万という数字はそれほど多くないように思える。

 だって魚っていっぱい卵生むからね。やっぱりここは人魚とか手足がついてる魚達は人……でいいだろう。彼等が増えすぎたせいで、生態系のバランスが崩れた。

 それを考えるとアジュージャーって生態系のバランスのためでもあった? だってアジュージャーの他にはこの泉には他に脅威といえる存在がいない。

 そうなると……やりたい放題できる。この泉の資源を乱獲できる。そうやってこの泉の生態バランスは崩れていったんだろう。そうなると……自業自得だなって思ったり?

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