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「いそぎ……かの? それなら無理することもない。ただ我らはこの恩を忘れることはない。それは絶対じゃ。私の名において誓おう」
そんな風になんか言ってくれる人魚の女王様。そこまでいわれたら……ね。なんか断るのも悪いじゃん。それに……
「やーだー! お腹空いたああああ!」
ジタバタジタバタ――とリファーちゃんが暴れた。まるで幼い子供のように……いや幼い子どもだったや。まだ一歳にもなってない。私と同じ容姿してるけど、容姿通りの見た目じゃないんだよね。
まあ私も考えたら目覚めてからまだ一年も経ってないと思うけど……その一年の時間ってどのくらいって感じではあるけどね。.365日経てば一年? でも私達は世界を巡ってるわけで、その世界で日が昇って下るのを数えても意味なんて……ね。なくない? だから実際今の私が何歳なのかは……その時ピロンとなにか表示された。私の手前の画面にデカデカと……それはなんか途方もない時間が刻まれてる?
ちょっと数字がでかすぎてどう読めばいいのかわかんないよ。そう思ってると一年を365日、一分を60秒で計算した結果が表示された。
すると……
「あはは」
私は手をひょいっとしてそのモニター捨てる。仮想モニターは私に捨てられると消え去っていった。何もみなかった。そうしよう。多分あれは私が作られてからの総時間だったんだろう。確かにG-01なら起動してなくても、ずっとカウントをしてておかしくない。それで計算をしたら私の年齢は……とんでもないおばあちゃんだったということだ。
でも反論したい。私の心はまだまだピチピチだ。それに肉体だってみずみずしいしね。どこもかしこも私の肌は十代のそれである。だからあんな数字は気にしない。忘れることにしよっと。そんなアクシデント? もあったけど、リファーちゃんがうるさいし、別に急ぐことでもないから二人には泉の街に戻ってオモテナシを受けておいでって言っておいた。




