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「それで問題というのは? いえ、いいたくないのなら、いいですよ。私たちは部外者ですし」
「それは……いや、問題はない。なに、我らはもう……先が長くなさそうなのじゃ」
「先が長くない? 寿命とかの意味でですか?」
「そういうのも含めた諸々じゃ。我々は滅びに向かっておる」
ほえー? って感じのなのはリファーちゃんだ。まあそんな事言われても……ではある。けど端からみたら、あの水の町はそこそこ発展してるし、活気だってあったようにおもえたけど。きっといきなり滅びる……とかじゃなく、ゆっくりと時間をかけての滅びる……ってことなのかな?
ほら、出生率が低くなってるとか? それだと数世代かけてゆっくりと滅んで行くってのもわかる。まあ元々そこまで人口が多いってわけでもなさそうだし? 数億とかいるとかおもえない。きっと数万? とか? ここの他に別の場所に別の種族とかがいるのかとかもわかんない。
そうなるとあの町が全部ってことになる。滅びってのもそれなら上の方の人達にはリアルな数字として見えるのかもしれない。人魚の女王様は立場にあぐらをかいてるって感じはなかったしね。
ちゃんと街の事を思って上に立ってたんだろう。まともな上なら、ちゃんと現状を把握してるものだろう。でも一つの街だけの経営ってどういう風になるのか? 私にはよくわかんない。一つの街で全部回せるものなんだろうか? 通貨とかはあるのか? それとも自給自足? 実際泉の街はミレナパウスさんもリファーちゃんも堪能とかできなかったからね。
どういう生活をしてるのかってよくわかんない。
「この扉の向こうのエネルギーを得たらそれらは解決すると?」
「全てではないだろうが、延命は出来ると思っておる。エネルギーが溢れすぎて水が汚染されたが、ちゃんと制御できれば、水に豊富なエネルギーを与える事ができるであろう。
そうなれば、泉の生態系も活発になるはずじゃ」
どうやら深刻? な食料不足とかもあるのかもしれない。地上で農業とかもすれば……ね。なにせ泉の街の魚とかには手足があるし、出来なくもなさそうだけど……まあ水の中の方がいいとはおもうけど……とりあえず諸々の問題を解決するためにも、サンクチュアリの力が必要らしい。




