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「変なものですか? 大丈夫です。ジーゼ様はこの向こうのエネルギーをいくつも取り込んでいますので」
「なんと……そんな存在が世界の外にはいるのか……」
ミレナパウスさんの言葉に人魚の女王様は驚いてる。なにせこのでっかい扉から出てきてたエネルギーってのは人魚の女王様にとってはそれこそ途方もないくらいの際限のないエネルギーだったんだろう。だからそれを私が……G-01がそんな際限のないエネルギーをいくつも取り込んでる!? ってことなんだとおもう。
多分言葉だけでは信じられないと思う。それでもミレナパウスさんの言葉を素直に受け入れてたのは二人の強さをこの戦いでわかったからだろう。二人の強さってそれこそ常識では考えられないくらいの強さのはずだ。
特にこの世界……この泉の街だけしか知らないだろう人魚の女王様にとっては二人なんてそれこそ天上人みたいなさ……自分たちとは全く違うってことがわかってるからだろう。つまりはこれだけ強い二人が尊敬をしてるG-01というか「ジーゼ様」とやらはどれだけすごいのかってね。
そういうことだ。これだけ強い二人が間違いなく尊敬してるような存在である。きっと人魚の女王様の中でその姿は大きく大きく見えてることだろう。気恥ずかしいけどね。まあけど、私が彼女と会うことはきっと無いし? それなら便利使ってもらって構わない。いやミレナパウスさんもリファーちゃんも別に過大にG-01のことを言ってるわけじゃない。
そんなつもりもないだろう。けど結果的に、普通に伝えるだけで人魚の女王様の中ではきっとG-01という存在は途方もない力をもったとんでもないやつ……ということになるだろう。てかなってるとおもう。
「今も、この扉から出てた力はそこに行ってるのだな?」
「そうですね。これ以上力によってこの場所が汚染されては誰もこの水に触れることすらできなくなってしまったでしょう。仕方ない処置でした」
「そうか……」
返せ……と言われたら、まあ別にやぶさかではない。できないことも無いし? なにせ今のG-01はツインレイである。2つのユグドラシルドライブがあるから、一つのサンクチュアリが出す程度のエネルギーは返せる。
実際、ドロボーと言われても言い訳できないからね。仕方なかったとはいっても、今G-01に送られ続けてるエネルギーはあの世界のエネルギーなのは確かだし? でも人魚の女王様はそんな事は言わなかった。
「すまぬ、助かった。ここに住めなくなるのを回避してくれたのだろう? それならば、文句なんて言えぬよ」
話がわかる人で……いや人魚でよかったと思った。




